小田原城でRPGの基礎知識を学ぼう!


3月25日、墓参りと傷心旅行(笑)を兼ねて伊豆高原へ行く。
ロマンスカーで行ったので、小田原でJRに乗り換えることになる。
そこで、せっかくだから((C)コンバット越前)、
小田原城へ行ってみることにした。

小田原城の周囲は、なぜか
動物園になっていた。
象もいたが、別に
「この先へは通さないぞう!」と叫んで
足を踏み鳴らして地震を起こしている
わけではなかった(逝)。

ハト、襲来。
冗談抜きで、とにかくハトが大量に(笑)いた。
一歩間違えればヒッチコックの世界。

小田原城である。
北条氏の誇る難攻不落の城として、『信長の野望』にも登場する。
北条氏滅亡後は、大久保氏が城主となる。明治3年廃城に。
この天守閣は、昭和35年に復元されたもの。
この時期は、梅がきれいに咲いていた。
戦後に復元された城の例にもれず、小田原城も内部は歴史資料館になっている。
で、何が「RPGの基礎知識」なのかというと……
ショートソードは短刀ではない。
武器の展示コーナーで、武器の名前を日本語と英語で表示してあったのだが、
さすがに「短刀=short sword」などという、間抜けな間違いはなかった。
この展示コーナーの表示に基づいた、日本の武器の英訳は、
long sword
脇差short sword
短刀dagger
そう、短刀はダガーである。ショートソードは1メートル弱あるというから、
まさに日本でいう脇差くらいの長さなのだ。
ちなみに、なぎなたはハルバード。
テーブルトークRPG『トンネルズ&トロールズ』に出てきた武器だ。
長柄の武器で、柄の先に、斧と、
その反対がわにくちばし状か、剣先に似たものがついています。
ふつうは、先端にも長いスパイクか刃がついています。
(社会思想社『トンネルズ&トロールズ ファンタジーRPGルールブック』
 K・S・アンドレ著 安田均監修)
……これがなぎなた?

小田原城天守閣からのながめである。
里側と山側で、景色が違っていた。

電車で電車で電車で電車で
GO! GO! GO! GO!

本丸の正門、常盤木門。
天守閣復元の10年後、昭和45年に復元された。
銅門。
このときはまだ復元中で、公開されていなかった。
公開日はこの一週間後(逝)。

小田原に別れを告げた私は、いよいよこの旅の本来の目的地、
伊豆高原へ向かうのであった。(続く)


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