東京から仙台まで
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ワンダー の旅
24.真夏の大洗 〜大洗鹿島編(4)〜
前回までのあらすじ
東京から仙台まで、海沿いの町々を、ワンダースワンのソフトを買いながら旅する企画
“tv-game.com的ワンダースワンの旅”。
前回は観光都市・大洗にたどり着いたゲイムマン。
スワンを求めて、大洗の町を探検する。(2000年8月6日)
8月6日。大にぎわいの大洗サンビーチの
まっただなかにいるゲイムマンさんです。
にぎやかなのはいいんですが、とっても暑いです。
そろそろここを離れて、少しずつ北上しようと思います。
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まずは大洗マリンタワー。
とにかく暑いんで、とっとと中に駆け込みましょう。
あー涼しい。 |
大洗マリンタワーの高さは60メートル。
周辺に高い建物がないこともあって、町内至る所からその姿が見られます。
展望台は地上55メートル。エレベーターで昇りましょう。
中学生か高校生くらいの女の子二人と同乗。
そのうちの一人、ファミ通のチャイルド秋恵さんにそっくりな子が、
外の景色を見てコワがってました。
私も最近ようやく慣れましたが、外の見えるエレベーターってコワいですよね。
特に下りの、スゥーッと落ちていくさまは。
もっとも、大阪の通天閣だけは、昇りのほうがコワかったですけども。
マリンタワーから眺めた風景は、CMの後でご紹介!
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展望室から、
さっきのビーチの全景が見えました。
海岸沿いに、人がびっしり。
その後方には、車がびっしり。
手前の広いスペースは大洗港。
右上の隅に、磯ぶし踊り子の像が
あるのが見えました。 |
大洗マリンタワーのホームページはこちら
タワーを出たら15時44分。
続いてフェリーターミナルへ。
北海道の室蘭や苫小牧へ行くフェリーの船着き場です。
何を隠そう私は苫小牧出身。だから興味を持って、行ってみたのですが、
「フェリー利用者以外立入禁止」と書いてあったので、
中に入るのはやめました。
さらに歩くとミニストップがあったので、
ハロハロレモンを食べて、ちょっとくつろぎタイム。
茨交ホテルの前の道に、巨大な鳥居がありました。
鳥居の真下の銀色の自動車や、
左下の白くてちっちゃな人間と比べてみてください。
いかにこの鳥居がおっきいかが、わかると思います。
鳥居の先に、
「大洗磯前神社 大洗海洋博物館 入口」の看板が。
坂を上っていくと、神社の境内に出ました。 |
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大洗磯前(いそさき)神社にお参り。
創建は古く、856年の記録に、
当地に大己貴命(おおなむちのみこと=大国主神)と
少彦名命(すくなひこなのみこと)が
降臨されたと記されているそうです。
現在の社殿は、徳川光圀が造営したものです。 |
大洗磯前神社のホームページはこちら
神社の境内から、この急な石段を下りていくと、
大洗美術館に出ます。
しかし残念、既に閉まっていました。
現在時刻は16時56分。 |
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建物のわきにあった細い道から、海岸に出ることができました。
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有名な神磯鳥居はここにありました。 |
次は、大洗海洋博物館へGO! さてどこにあるかというと・・・
磯前神社の境内。
今下りた石段を上ります。
さっき気づかず、通り過ぎていたことがわかりました。
しかも、17時で閉まってしまってました。
一応もうちょっと北上。
観光協会にあったパンフをいっぱい入手。
そのさらに北で、いろんな碑を見て回りました。
晩年を大洗で過ごした山村暮鳥の碑。
徳川斉昭が愛した風景、子の日ヶ原(ねのひがはら)の碑。
そして磯節発祥の碑。木立の中にある、ごく普通の碑だと思っていたら、
前に立った途端、
「ハァー、サイショネ」
踊り子の像と同様、自動的に磯節がかかる仕組みになっているのでした。
暗くなってきたので、そろそろ帰ることにします。
スワンを探しながら帰ろうと思って、商店街の中を抜けることにしたのですが、
駅までの道が思いのほか長くて、もーバテバテ。
1時間近く歩いて、18時47分着。次の水戸行きは、ラッキー! 18時53分。
鹿島臨海鉄道は、大洗を過ぎると本数が増え、
1時間に2〜3本来るようになるのです。
水戸まで\310。19時12分着。
水戸黄門まつりの期間中だそうで、
水戸駅に巨大な黄門様が。 |
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25分のスーパーひたちで帰りました。
今日買った駅弁は「黄門弁当」。梅酒がついてます。
しかしスーパーひたちの自由席が満員御礼!
デッキから人があふれ出すほどの混雑で、弁当を食べることもできません。
ので、追加料金払って、指定席に移りました。
普通、ひたちは11両編成が多いのですが、この電車はわずか7両。
混むはずです。
次に乗るときは、7両編成は避けたいと思いました。
しかし・・・
えー、私は今、ひたち号のデッキに立って揺られております。
また7両編成に乗っちゃいました。
いろいろ忙しくて、1か月ぶりのスワン探し(9月9日)。
これから先しばらく、行き帰りとも常磐線を使うことになるので、
「ひたち回数券」というものを買いました。
乗車券・特急券込み、\18,840で6枚つづり。有効期限3か月。
普通に水戸まで行くと、片道\6,000くらいかかるので、
ほぼ半額となるのです。
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運良く8時30分発の、フレッシュひたちに間に合いました。
今日は銀ひたち。
つまりスーパーひたち車両(651系)です。 |
普段「スーパーひたち」と書かれるヘッドマークも、
今日はこうなってます。 |
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しかし、予定より1本早い電車に乗ったのがまずかった。
7両編成はやはり混みます。
柏でドッと人が乗ってきて、わずかに空いてた席が全部塞がりました。
通路を挟んだ隣の席に、小さな女の子が座りました。
通路に若いお母さんがついてます。
私はちょうど弁当を食べ終わったところだったので、席を譲ることにしました。
若奥様に弱いゲイムマンさんであります。
デッキに立ってから気がついたんですが、速い電車って揺れるんですね。
手すりにしがみついてひとこと。
「マシンがいくら揺れようと、マシンと一体なら関係ない!」
すがやみつる先生ごめんなさい。
9時51分、水戸駅着。今日は遂に駅から外へ出ます。
といっても、駅前の停留所でバスに乗るだけですが。
10時ちょうど発のバスで一路、大洗水族館へ。
水戸市郊外の田んぼの稲穂は、黄緑色になっていて、
一部ではもう刈り取り作業も始まっているようです。
大洗駅を過ぎて町内に入ります。
あるバス停の前におもちゃ屋さんを発見!
果たしてスワンはあるのでしょうか?
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10時46分、大洗水族館着(\730)。
入場料\1,380。
まずは11時から始まるペンギンショーを見に、
屋上へ上がってみることにしましょう。 |
大洗水族館のもようは、次回にてお伝えします!
ゴールの仙台まであと
68駅
今回のルート
大洗観光協会
観光いばらき
『エリーのアトリエ』『ラングリッサーミレニアム』については次回にて
次回「ワンダースワンの旅 大洗鹿島編(5)」では、ゲイムマンが博物館めぐり!
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