ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
112.箱根駅伝の往路ゴールへ
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。 2008年8月23日。 前回のぐるんぐるんめまい以降、何となく遠出するのが不安になったのと、 スケジュールが合わなかったのとで、またも久しぶりのゲーセン紀行になってしまった。
伊豆方面から箱根に入るバスは、 湯河原発(箱根登山バス)と三島発(沼津登山東海バス)では箱根フリーパスが、 ここ熱海発(伊豆箱根バス)では、箱根スマイルクーポンが使えるらしい。 しかし、クーポンの売り場が駅やバス乗り場から遠く、買いに行っていると、 今止まっている午後2時発のバスに間に合わない。その次のバスは2時50分発。 ひとまず2時発のバスに乗った。
細い川のあたりで海から離れ、熱海の街を抜ける。 乗客は私1人になったが、来宮(きのみや)で1人乗った。 いよいよ山道へ。バスは力強く坂を上っていく。 別荘地のようで、かなり高所まで建物が連なっている。来宮のお客さんは別荘地で降りた。
第1回から、今年・第84回まで、すべての大会のレース解説があり、圧巻。 各大学のユニホームも展示。初期の早稲田のユニホームもある。現在とほぼ同じデザイン。 瀬古利彦さんの靴、谷口浩美さんの靴のユニホームも展示されていた。 山登り・山下りのスペシャリストを紹介するコーナーも。 往路優勝トロフィーのレプリカがあった。寄木細工でできているというのは有名だが、 近くで見ると、思っていた以上にデザインが細かくて驚く。 もちろんレースの映像も流れている。 優勝旗と優勝杯、「襷」(たすき)と書かれた優勝メダルが展示されている。 これらはレプリカではなく、今年優勝した駒澤大学から借りた実物だそうだ。 10月13日まで展示されている。 優勝回数・出場回数から、ごぼう抜きの人数まで、さまざまな記録や、 今では考えられない、黎明期のエピソードも紹介されていて、ついじっくり見てしまう。 箱根駅伝を経験したオリンピック選手の紹介も。 毎回、箱根駅伝経験者がオリンピックに出ているが、 意外にも、メダルを獲得した選手は、ベルリン銅メダルの南昇竜選手だけだそうだ。 (南選手は日本代表として出場したが、出身は今の韓国の順天(スンチョン)市) ちょうど、明日はオリンピック男子マラソンの日。さてどうなるだろうか? (※今回は代表3人全員が箱根経験者だったが、残念ながら入賞は成らず) 箱根駅伝には長い歴史があるので、おもしろいエピソードが多く、 展示を見てつい長居してしまった。 ミュージアムショップで、各大学のグッズや大会グッズなどが売られている。 近年出てない私の母校のグッズはなかった。 箱根駅伝ミュージアムのホームページはこちら 箱根駅伝公式Webサイトはこちら
箱根園の近くのホテルへ向かおう。ちょうど停車していた、箱根登山バスに乗った。 4時55分に発車して、59分、元箱根港で降りる。 (ゲーム路銀 ¥13,935-¥170=¥13,765) 箱根園行きのバスを探す。箱根登山のバス停から、伊豆箱根のバス停まで少々歩く。 しかし箱根園行きは、3時30分が最終だった。 念のため、箱根園行きの船が出ているはずの乗り場まで行ってみたが、 こちらは4時30分が最終。 仕方ない、タクシーを使うかと思って道に戻ったが、いくら待っても来ない。
とまあ、ホテルに着くまでは悪戦苦闘だったが、 いざホテルに入ってみたら、さすがに雰囲気がある。 ロビーは、ゴルフ帰りの団体さんなどでにぎわっていた。 部屋に入ったのがちょうど午後6時。テレビでオリンピック男子サッカーの決勝戦を見た。 さっきまで雨の中で突っ立っていたのが嘘のように、くつろげる。 しかしその後、トイレに行った際、急に自分の体調に不安を感じ始める。 「体調が悪いかな?」とか、「悪くなったらどうしよう?」とか思うと、 本当に悪くなってしまう癖を何とかしないと。 この2日前に、明け方まで原稿を書いてたので、肝臓の調子がちょっと落ちたのかもしれない。
朝からホテル(ザ・プリンス箱根)の温泉へ。芦ノ湖の見える露天風呂でくつろぐ。 対岸の山々が煙っている。
ちょうど、大水槽でダイバーさんが、魚たちに餌をやっているところだった。 ここの魚は、赤、青、黄と色鮮やか。 続く水槽には、サメ、イワシの群れ、ペンギン。定番だけど、各水槽がゆったりとしている。 クラゲ、チンアナゴ、タコ、タカアシガニ、熱帯魚など。ここまでが海水館。 続いて、隣の淡水館へ。 岩にまぎれたオオサンショウウオ。 芦ノ湖に生息する、ニジマス、イワナ、ヤマメ、イトウなど。 企画展なのか、ヘラクレスオオカブトなどのカブトムシやクワガタもいた。 ネオンテトラなど、鮮やかな色の魚。目のないブラインドケーブフィッシュ。 チョウザメ、デンキウナギ、ピラニア。それからイモリ、アホロートルなどの両生類。 いわゆるウーパールーパーは、アホロートルの中でもアルビノ種を指すそうで、 黒いアホロートルもいた。あと、なぜかセキセイインコもいた。 バイカルアザラシ広場へと出た。屋外の池から、アザラシが顔を出す。 下の階では、水中を泳ぐアザラシの姿がよく見える。 11時からアザラシショーが始まった。この雨の中でもやるのがすごい。 お客さんが多くて、やや見づらかったが、 雨が一段と強くなり、お客さんが減ってきたので見えるようになった。 アシカショーは各地の水族館でよく見るけど、アザラシが物を取りに行ったり、 くるくる回ったり、ジャンプしたりするのは珍しい。 最後にピラルクやカモなどを見て、淡水館を出た。 「古代杉の池」にはガチョウがいるらしいが、この雨のせいか、ハスの花と葉しか見えない。 「クワガタ・カブトふれあいコーナー」と書かれた一角に、大行列ができていた。 箱根園水族館のホームページはこちら
もうすぐ正午。そういやまだ何も食べていなかった。カレーライスを食べる。
プライズ、プリクラ、メダル、エレメカ、キッズもの、大型。 特にメダルゲームのスペースが大きかった。 まあ案の定、ゲーム路銀を稼げそうなビデオゲームはなかった。 下の階は、すごく広いおみやげ屋さん。 箱根園のホームページはこちら
現在、12時45分。元箱根行きのバスは午後1時15分発。元箱根行きの船も同時刻だ。 ¥330で行けるバスを待つ。
(この続きは「日本縦断ゲーセン紀行 113.箱根編(6)」にて) ¥12,265 今回のルート
小田原市観光課 箱根町観光協会「箱根全山」 観光かながわNow JR東日本 JR東海 小田急電鉄 箱根登山鉄道 伊豆箱根鉄道 箱根ロープウェイ 箱根海賊船 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 113.箱根編(6)」では、 雨中の箱根神社へ。 「日本縦断ゲーセン紀行 111.箱根編(4)」に戻る 「ゲイムマンのダイスステーション」タイトルページに戻る |
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