ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
139.ちょっとゲーセン回ってくるつもりが……
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。 2010年8月21日。この日はお墓参りを済ませて、熱海から新幹線で豊橋へ移動する。 熱海駅の待合室で、高校野球の決勝戦を、8回裏から試合終了まで見ることができた。 興南高校の春夏連覇・沖縄県勢初優勝を見届けて、 午後3時16分発の名古屋行きに乗る。 夏休み期間中の土曜日とあって、かなり混んではいたが、指定席を確保できた。 4時42分、豊橋駅着。ホテルにチェックイン。
豊橋鉄道渥美線は、渥美半島の中心都市、田原市の三河田原駅に至る路線だ。
1800系と名づけられた電車は、もと東急の7200系。 ダイヤモンドカットとよばれる、角度のついた正面の形が特徴的。 かつて三沢で見た、十和田観光電鉄の7200系も、もとは同じ車両。 1800系の車内は、東急らしい黄土色と茶色のロングシート。 いったんホーム側のドアがすべて開き、また閉まって、出発。 右側にJRの線路や側線を見ながら走る。それらが見えなくなったところで柳生橋駅停車。 発車後、東海道本線を高架で渡る。小池駅停車。 その先でトンネルを抜けて、5時50分、愛知大学前駅着。ここで降りた。 (ゲーム路銀 ¥875-¥130=¥745)
目的地はキャンパスの向こう側なので、門の前を横切って北へ進む。 このあたりは大学の裏手のようで、サックスの練習をしている学生がいた。 だんだん道が細くなり、行き止まりじゃないかと心配になったが、 無事、北側の広い道に出た。キャンパスに沿って東へ進む。 大学の北東角からさらに2ブロック進んで、南へ曲がる。 このへんに、ゲームハウス小松というゲーセンがあったはずだが、 まったくゲームと関係のない、企業のビルに変わっていた。 現在午後6時15分。もうすぐ日が暮れる。急いで別のゲーセンに向かおう。 大学北辺の道を西へ引き返し、歩道橋で線路と道路を越える。 さっきホテルにいたときに、ネットで確認したとおりのルートだが、 想像していたよりかなり遠い。途中で買ったゲータレードを飲みながら歩く。 遂に歩道がなくなった。 車は非常に多いが、わずかに途切れたときを狙って進むしかない。
麻雀格闘倶楽部とMJ、パチンコ・スロット、プライズ。 ビデオゲームはパズルもの中心に4台。 テトリス、上海、花札の「華折鶴」、そして「このeたこ」というパズル。 ほかが難しそうなので、「このeたこ」をプレイした。2プレイ¥100。 プレイ直前に店長さんらしき方が持ってきた、スピードくじを引く。 ハズレたが、ハイチュウを1粒くれた。 「このeたこ」は左右から迫るタコつぼの色を変え、同じ色を3個並べて消すパズル。 簡単モードで全7面クリアした。 勢いに乗って普通モードに挑戦するが、3面をクリアできずに終了。 (ゲーム路銀 ¥745-¥100+¥450=¥1,095)
ちなみに、上の写真を撮ろうとしたときに、カメラが故障するアクシデント発生。 暗い路上で10分以上カメラをいじって、ようやく撮影できるようになった。
カプセルステーション(ガチャポン)がずらっと並ぶ。 プリクラのスペースが広い。 プライズ、メダル、レース、ガンシューティング、音ゲー。オンラインも充実。 奥にホテルへの入口があるのが珍しい。 お子さん向けのプレイスペースもある。 ビデオゲームもあった。鉄拳6、ストリートファイターIV、 バーチャファイター5ファイナルショーダウンなどの対戦格闘や、麻雀格闘倶楽部、MJ。 MVSもあったが、龍虎の拳2など、難しそうなのばかり。 レトロゲームがけっこうあった。ぷよぷよ通、上海、雷電DX、タツジン、R-TYPE、 スーパーマリオブラザーズ、ファイナルファイト、 エレベーターアクションリターンズ、そしてミスタードリラーグレート。 「ミスタードリラーG」のアメリカ面で、ギリギリ1000mクリア。 「ぷよぷよ通」をやって5面クリア。パララと固ぷよに負ける。 もう1回ミスタードリラーGをやって、966m。(ゲーム路銀 ¥1,095-¥300+¥2,400=¥3,195)
2階に、セガワールド豊橋があった。 プライズ、メダル、キッズ向け筐体、レース、プリクラ、のりもの、『太鼓の達人』。 こちらもかなり広い。これだけ広い店舗が隣り合っている場所は、珍しいと思う。 (後で調べたら、先ほどのタイトーステーションが、 去年の6月までセガアリーナだったらしい) 『リズム天国』をプレイした。 1stリミックスまで6面クリア。特に「エアーバッター」ではパーフェクトだった。 ……設定が甘めだったのだろうか? (ゲーム路銀 ¥3,195-¥100+¥600=¥3,695) イトーヨーカドーで食事しようと思っていたのだが、 リズム天国が思ったより長くプレイできたので、もう閉館時刻になってしまった。 そして、うすうす感づいてはいたが、……帰り道どうしよう? とりあえず、来た道を戻ってみよう。暗いけど、車も少なくなったから歩けるかも。 十三夜くらいの月が高く上っている。(後で調べたら月齢は11日目だった) 一部、歩道のあるルートに迂回できたこともあり、意外と徒歩が苦にならない。 道の途中にレストランが何軒かあったが、 駅にたどり着くことを優先したかったので、立ち寄らなかった。 行きとは異なり、時習館高校の前を通って、午後9時29分、愛知大学前駅に戻ってきた。 片道ほぼ30分の、思わぬ大遠征。 幸い、9時31分発の新豊橋行きに間に合った。 やってきたのは、マリンブルーのラッピングが施された「なぎさ号」。 車内の窓上広告欄にも、きらめく海面がデザインされている。 中吊りとドア横には、渥美半島の風景写真。イスまで青一色。 浮き輪やビーチサンダルがディスプレイされていた。 車内で切符を購入。
コンビニで「グランパス応援 牛焼肉弁当」を買い、ホテルで食べる。 ホテルに着いたのは午後10時だったので、「出没!アド街ック天国」を見そびれた。 ちなみにネットで調べてみたら、ホリデイスクエアの近くにバス停があり、 豊橋駅からはバスで行く方が便利だったようだ。 バスは1時間に2本くらいで、そのほかにホテル日航のシャトルバスもある。 ホリデイ・スクエアのホームページはこちら ¥3,565 今回のルート
豊橋観光コンベンション協会 愛知県観光ガイド JR東海 名古屋鉄道 豊橋鉄道 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 140.三河編(3)」では、 のんほいパークに戻って、自然史博物館へ。 「日本縦断ゲーセン紀行 138.三河編(1)」に戻る 「ゲイムマンのダイスステーション」タイトルページに戻る |
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