ゲイムマンのダイスステーション

日本縦断ゲーセン紀行

156.たんけんセントレア
〜尾張編(7)〜


スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。
 ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥2,905




2012年3月4日。
8時半起床。また4時間睡眠。もっと早く寝ないとなあ。
ホテルで朝食をとり、チェックアウト。今日は曇ってて少し寒い。
金山駅のロッカーに荷物を入れる。

10時15分金山発の特急内海行きに乗車。
本当は指定席でくつろいで行きたいと思ったけど、
10時5分の中部国際空港行きに間に合わなかった。
内海行きだと途中の太田川で乗り換える必要があるので、
ミューチケット不要の一般車に乗る。幸い一般車でも座れた。

パノラマSuperのクロスシートは
一般車でも快適。
10時29分、太田川で乗り換え。

特急ミュースカイの通過を見送った。車体にポケモンが描かれていた。
37分の準急に乗る。6500系4両。
空港行きだからか、大きなスーツケースを持ったお客さんが多い。

尾張横須賀から先、昨日は日が暮れてから通った区間へ。
高架で住宅地を通る。家々の屋根が見える。
右手遠くに、4本のパイプを組み合わせたような形の煙突が立つ。

細い川を渡って地平へ。右手に小さな公園(神社かも)。寺本駅。
右に広い駐車場を持つ建物が見えたあたりでまた高架となる。
建物は知多市役所と、知多市勤労文化会館のようだ。
朝倉駅を出ると右手に警察署。川が並行する。
線路は地平に下り、川は右から左へ抜ける。古見駅。
右に煙突や、送電線の鉄塔が立ち並ぶ。

ここから2駅通過するからか、スピードが上がる。
しばらく木々に視界がさえぎられる。長浦駅通過。
(※気づかなかったが、このあと日長駅も通過したようだ)
川を渡る。右手に海、その向こうに対岸の浜辺。
風力発電の風車が見えた。

10時50分、新舞子駅着。


新舞子

今日のゲーセン紀行はここ、
新舞子駅からスタート。

ロータリーに3本のヤシの木が並ぶ。

踏切を渡って西へ歩く。

壊れたおもちゃを慰めるという
人形塚の石像。1933年(昭和8年)に作られた。

高い松の木の向こうが、
急な上り坂になっている。

近づいてみるとその坂は、
新舞子ファインブリッジという橋だった。
新舞子マリンパークにつながっている。

新舞子は、もともと明治末期から栄えた海水浴場で、
「新舞子」という地名も、神戸の舞子になぞらえたもの。
現在ではこのマリンパークが、海水浴場となっている。

橋を渡る。
軽く息が切れそうになるくらいの上り坂。
右側遠くに工業地帯。

左側は海が広がる。遠くにうっすらと、中部国際空港らしき建物が見える。

新舞子マリンパーク。
左側に2基の発電用風車が立つ。

右側は松原と森が続いている。
昨日のような青空だったら、
さらに素晴らしい景色だっただろう。

風車の回る側(南西側)は、
ブルー・サンビーチと名づけられた砂浜。

ビーチバレーが行なわれていた。
さすがに寒いので、全員長袖長ズボン。

砂浜から見た町の風景。

人工海浜でありながら、
2002年(平成14年)、
アカウミガメが産卵した。
それを記念するモニュメントが
建てられていた。

中学生くらいの少年数十人が、
野球のユニホームを着てサッカーのトレーニングをしていた。

パークの北東側へ向かう途中で
雨が落ちてきた。

北東側は芝生広場がメイン。
ファミリースポーツ広場、
子供スポーツ広場、ピクニック広場という
3つの広場がひと続きになっている。

雨のせいか、人はいなかった。

新舞子マリンパークのホームページはこちら

12時22分、駅へと戻ってきた。26分に特急が来たので乗る。
海岸はまた見えなくなった。依然、住宅はあまり途切れることなく続く。
高架となり、アパートが増え、駅を通過。
常滑で停車。とりあえずここでは降りず、先へ進む。

右に競艇場。左手が海となる。一気に左右とも視界が開けた。
りんくう常滑駅の周りは、まだ原っぱが多い。
ここから海を渡る。右に道路橋が並行。
中部国際空港に入った。倉庫が並ぶ。
左にホテル、右に空港のターミナルビル。

12時36分、終点の、
中部国際空港駅に到着した。
ゲーム路銀 ¥2,905-¥420=¥2,485


<〜大野町(おおのまち)〜西ノ口〜蒲池(かばいけ)〜榎戸〜多屋>
〜常滑(とこなめ)<〜りんくう常滑>〜

中部国際空港

ホームがガラスの壁に囲まれ、その壁に自動ドアがいくつもついている。
ドアを抜けると暖かかった。ここはもう空港の中。

さまざまなヘッドマークが展示されていた。
空港というより、鉄道の博物館という感じ。
(※期間限定の展示だったようだ)

改札の前には、
かつて名古屋空港(小牧空港)にあった
「新しき旅」像があり、

見事なひな壇も飾られている。
すっかり忘れていたが、
昨日は桃の節句だった。

改札を出る前から、既にいろいろ観光した気になったが、
まだターミナルビルにさえたどりついてない。

改札の先の、このあたりは、
アクセスプラザとよばれる。
駅のほか、バスやタクシーの乗り場、
三重県方面への船の乗り場、
自動車の駐車場などがある。

私は2005年、ミュースカイに乗って、ここまでは来たことがある。
しかしそのときはまだ、空港自体が開業していなかった。
ここから先へ行くのは初めてだ。
マスコットキャラクター・なぞの旅人フーのパネルが立つドアを通る。
キャリーバッグを持った人々が大勢行き交う。

南山大学の広告が出ていた。
以前お世話になりました。
2年前に懇話会を行なったのです

国際空港だから当然だが、
さすがに広い。
どこから行こうか迷う。

まずエレベーターで1階に下りてみた。
ウェルカムガーデン内にある
「中部武将館」へ(入場無料)。

「戦国BASARA3」の立て看板がある。

信長、秀吉、家康の甲冑(かっちゅう)が復元されている。
銀・赤・黒と、色もあざやか。
企画展示「伊澤昭二コレクション展」には、足軽用の具足や、
高遠の内藤家(内藤新宿の内藤家)のよろい、三つ葉葵紋のついた高杯(たかつき)、
家康が関ヶ原で使った籠手(こて)の一部とされる布地などがある。

漫画がやけに充実しているライブラリーコーナーの自販機で、
ジョージアでら!珈琲を買ってひと休み。
ゲーム「戦国BASARA」の紹介コーナーが設けられているなど、
全体的に若い人向けの展示スペースという感じ。
郷土の歴史と新しい文化が結びついて、観光につながるようなら、いい傾向だと感じた。
テレビゲームがひと役買っているのも嬉しい。
別に自分が作ったゲームではないし、プレイしたことすらないんだけれど。

グッズ売り場で、戦国BASARAの絵馬ストラップを買う。

中部国際空港のホームページはこちら
中部武将館のホームページはこちら

3階の国内と国際の出発ロビーの間を通って4階へ。
左右にいろんなお店が並び、中央のステージではイベント中。
堺すすむさんが歌っている。

お店巡りは後にして、スカイデッキに出て、
飛行機の離着陸をながめることにする。
雨が降ってるが、
ウッドデッキだから滑らない。

管制塔も見える。

飛行機がずらりと並ぶさまは壮観。

プロペラ機もやってくる。

スカイデッキの突端まで行くと、
本当にすぐ近くで離着陸が見られる。

雨なのに多くの人々が集まっている。
ちなみに、この真下にフランス料理の
クイーンアリスがあるらしい。

滑走路は広くて開放感がある。海を行く大きな船もかすかに見える。
天気が良ければ、海の向こうの山々も見えるらしい。

飛び立つ飛行機に向けて
「がんばれー!」と声をかける人々がいた。
仲間が乗っているのだろうか。

ビルの中へ戻り、
あらためてお店を見て回ろう。
巨大なフーくんがお出迎え。

瓦屋根の店が並ぶ「ちょうちん横丁」。

スターバックスもある。

奥に行くと、手羽先、ちくわ、えびせんべいなどのおみやげ物屋や、
立ち寄り湯もあった。もちろん食事処も多い。

巨大なちょうちんがぶらさがる。

レンガ通りへ。
こちらにはおみやげ物屋が多いが、
フードコートなど食事処もある。

噴水もある西洋風の通り。

午後3時を回ってお腹が空いた。どこへ入ろうかさんざん考えた末に、
おとといも食べた矢場とんのみそかつ丼をまた食べる。
お腹いっぱいになって満足したら、眠くなってきた。

中部国際空港のホームページはこちら

エスカレーターを下り、センターピアガーデンへ。
片岡球子さんの富士山の絵が掛かる。

天井からさがる大きな垂れ幕が、
「ふるさと」を題材とした
キルトになっていた。
(実はアクセスプラザにもさがっていた)

1階には、映画「おかえり、はやぶさ」のパネルや、インドサイとホッキョクグマの模型、
さまざまな飛行機の写真や小さな模型、姉妹空港であるミュンヘン空港の紹介、
愛・地球博で話題となったトヨタの乗り物・i-unitの展示、
そしてセントレアの情報コーナーがあった。
訪れる人の少ない、静かな空間である。
ここからクイーンアリスへ行くことも可能。
また、ここで結婚式が行なわれることもあるようだ。

最後にレンガ通りや、3階のお店で、いろいろおみやげを買う。

中部国際空港のホームページはこちら

喉が渇いたのでアクエリアスを買って、座って飲んで休む。
3日分の疲れと眠気が襲ってきた。

たっぷり空港を堪能して、
駅へと戻ってきた。
午後5時29分発の普通・太田川行きに乗る。
6800系2両。

外は薄暗くなっていた。海を渡って再び知多半島へ戻る。
りんくう常滑駅停車。そして5時34分、常滑駅着。ここで降りた。
ゲーム路銀 ¥2,485-¥300=¥2,185


〜りんくう常滑〜
常滑(とこなめ)

駅舎を見ると、パレマルシェのある
西口が表玄関っぽいのだが、

観光名所は東口側に集中している。

もう暗くなってきたので、常滑観光はまた次回にしよう。
ただし駅前から、まねき猫の頭が見えたので、近くまで行ってみた。

高い塀の上から、
巨大なまねき猫「とこにゃん」が
のぞいている。

観光ルートは、この塀の上。
そうとう高低差があるルートのようだ。

今回はこれで帰ることにする。6時21分発の特急に乗った。
疲れたのでミューチケットを買い、指定席に座る。
予定どおり(?)、太田川から神宮前までよく寝た。

6時49分、金山駅着。ロッカーから荷物を出して、JRで名古屋へ。
赤福と、名駅まんぷく弁当を買って、7時47分ののぞみで帰る。
弁当を食べたらぐっすり寝た。新横浜に着くぎりぎりまで寝てた。
午後9時10分、新横浜駅着。

現在のゲーム路銀
¥2,185

今回のルート


より大きな地図で ゲイムマンの日本縦断ゲーセン紀行(岡崎〜) を表示

知多市のホームページ  常滑市観光協会
知多娘。公式WEBサイト  愛知県観光ガイド
JR東海  名古屋鉄道

次回、「日本縦断ゲーセン紀行 157.尾張編(8)」では、
やきものの町を歩き回る。
「日本縦断ゲーセン紀行 155.尾張編(6)」に戻る


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