ゲイムマンのダイスステーション

日本縦断ゲーセン紀行

180.なばなの里のイルミネーション
〜伊勢・鳥羽編(1)〜


スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。
 ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥3,795




2013年12月14日。8時30分起床。また睡眠時間が5時間弱。
四日市から10時8分発の特急に乗って、今日のスタート地点である名古屋へ向かう。
今日も満席。車両は22000系エースカー。
駅の中にファミマがあったので、ランチパックを買って車内で食べた。

10時38分、名古屋に到着した。


近鉄名古屋

両側を名鉄百貨店に挟まれている
近鉄名古屋駅。

ナナちゃん人形が近くにあるはずなので、
今日はどんな格好をしているか、見に行ってみた。

まあこの時期だから、当然サンタの衣装。
でかいのに、かわいらしい。

日本縦断紀行は、東海道本線のルートで進む予定だけど、
その前に、伊勢や鳥羽の観光名所を回りたいので、
これからしばらく、近鉄で鳥羽を目指して進み、
その後JRで戻ってこようと思う。

近鉄名古屋線、
11時11分発の各駅停車・白塚行き。
9000系の2両編成。

地下のホームから出発し、地上に出る。右手に車庫。2階建てのビスタEXがあった。
左手に、あおなみ線ささしまライブ駅が見える。米野駅停車。
JRの車両が左手に見える。その向こうには高速道路。

近鉄も、並行するJR関西本線も高架になった。
烏森駅。「かすもり」と読むことを初めて知った。
駅を出てすぐ、あおなみ線の線路が左へ去っていく。
八田で特急の通過待ち。
このあたりはまだ住宅街。集合住宅も大型スーパーもある。たまに工場。

単線の関西本線をオーバークロスし、庄内川を渡って地上に下りる。
伏屋駅を出て、新川という川を渡ってまた高架へ。
もう1本、戸田川という川を渡って戸田。

11時28分、蟹江着。
名古屋を10分あとに出た急行・五十鈴川行きが追いついたので、乗り換える。
各駅停車とほぼ同じ顔だけど、今度は6両編成。

蟹江を出ると、川を3本立て続けに渡る。3本めの日光川を渡ると、右に近鉄の整備基地。
農地と工場が増えてきた。
富吉駅を通過。善太川を渡る。佐古木駅を通過してまた川を渡る。
この少し先に、有名な木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)があるが、
それら以外にも、けっこう大きな川がこんなにあったとは。
11時35分、弥富着。ここで降りた。
ゲーム路銀 ¥3,795-¥340=¥3,455


〜米野(こめの)〜黄金(こがね)〜烏森(かすもり)〜近鉄八田(きんてつはった)
〜伏屋(ふしや)〜戸田〜近鉄蟹江<〜富吉(とみよし)〜佐古木(さこぎ)>〜

近鉄弥富(きんてつやとみ)

近鉄弥富駅の北口。
車が多い。
駅前から直接見ることはできないが、
すぐ近くに、JRと名鉄の弥富駅がある。


弥富

弥富駅には、JR関西本線と、
名鉄尾西線が通っている。
尾西線はここが南側の終点。

天井の照明に、金魚が描かれていた。
私は昨日、徳川園で見て知ったが、
弥富は金魚の産地として有名らしい。

弥富駅は、地上駅の中で日本一、標高の低い駅とされている。
このあたりはいわゆる0メートル地帯で、
弥富駅の標高は、海抜マイナス0.93メートルだそうだ。

ここから北西方向へ進もう。細い道と踏切のために車が渋滞中。
車の脇を縫うように歩いて、その踏切を渡る。
やや広い道に出たが、歩道はない。電柱がガードレール代わりだ。
もう一度、尾西線を渡る。

イオンタウン弥富に到着した。
思っていたより広い。
基幹店は、
ザ・ビッグエクストラというスーパー。
エディオンやダイソーもある。
飲食店が多い。ユニクロなどのアパレルも。

入ってすぐの所に、
セイタイトー弥富店があった。

おなじみ、ジョージアでら珈琲を買って、飲みながら店内を見る。
プライズ、メダル、キッズ向け筐体が中心。
音ゲー、レース、ガンシューティング、プリクラ少々。麻雀のMJ5が2台ある。
お客さんの大半が、小さなお子さんだった。
普段からこういう客層だから、キッズ向け筐体が多いのだろう。

帰りは尾西線の線路に沿って歩く。
さっき渋滞していた踏切を通ったが、
今度はここから近鉄弥富まで、それほど車はいなかった。12時41分、近鉄弥富駅着。

12時46分発の、普通・白塚行きに乗ろう。
ホームに出ると、
既に2410系の2両編成が止まっていた。
この駅で急行を待っていたのだ。

この駅には急行も止まるのだが、
急行は今日の午後3時頃まで、私が次に行きたい駅には止まらないので、
やってきた急行を見送って、普通電車の方に乗った。

木曽川を渡る。隣の鉄橋はJR関西本線。

南側(河口側)には道路橋。国道1号線。

この木曽川が県境となる。愛知県から三重県に入った。

スタートから1道1都12県め、三重県に到達!

12時50分、次の近鉄長島駅で降りた。
ゲーム路銀 ¥3,455-¥200=¥3,255


近鉄長島

長島駅から、
イルミネーションで全国的に有名な、
なばなの里へ向かう。
(イルミネーションは3月31日まで開催)

通常は桑名駅からバスが出ているが、
イルミネーションの期間中は、
ここ近鉄長島駅からバスが出る。
通常、この駅に急行は止まらないが、
この期間の土休日などには、
午後3時から6時半頃、8時半頃から9時台に、
急行の多くが臨時停車する。

バスの車内の混雑を覚悟してたが、まだ時間帯が早かったのか、
混んでいなかった。座ることができた。
しかし今後の便の混雑を見越してか、運転士さんのほかに車掌さんが乗る。

午後1時2分発。バスはかなり順調に進み、1時13分、なばなの里に到着した。
ゲーム路銀 ¥3,255-¥200=¥3,055
この時期の入場料は¥2,000(園内で使えるクーポン¥1,000含む)。

なばなの里は、花畑を中心とした植物園で、
季節によって、チューリップ、バラ、
あじさい、花しょうぶ、ダリア、
コスモスなどの花が見られる。
一方で、花の少ない冬場の
イルミネーションが大規模なことで、
全国的に有名。

冬場の昼間も、
決して彩りがないわけではなく、
紅葉が一部残っていたり、

花壇に、鮮やかな色の花が咲いていたりする。
メルヘンチックな建物が並ぶ。

チャペルもある。

まだ空いてたので、レストランで昼ごはんを食べることができた。

しかも窓際の席。
存分に景色を堪能しながら、カレーを食べた。
ヨーロッパの田園風景のような、
心落ち着く眺め。
(ヨーロッパには行ったことないけど)

入場券についていたクーポンをここで使う。¥1,000引きになった。
外に出る。お客さんが少し増えてきた。

なばなの里は基本的に植物園なので、
アトラクションはほとんどないが、
唯一あるのがこの「アイランド富士」。
園内を上空から一望できるらしい。

ほかには、「里の湯」という立ち寄り温泉がある。

午後2時を回って、ちょっと暖かくなってきた。ただ、風が吹くとちょっと冷たい。
ベゴニアガーデンに入ろう。
(入場券が必要だが、なばなの里の入場券についていた)

そこは、広い部屋いっぱいに
ベゴニアの花が並ぶ空間だった。

壁2面に鉢植え。
天井からも鉢が吊り下がり、
見渡す限り、ベゴニアの花の
赤、白、黄色、橙、ピンク。

壁のもう2面には、
木立性のベゴニアが並ぶ。

同じように見えた花々も、
近くで見ると1輪1輪、
微妙に色や形が違う。


次の部屋には、また形の違う花が。
フクシア(ホクシャ)というらしい。

3部屋め。ここはさらに広い温室だった。

星型の花があでやか。

ヘゴシダやヤシなど、
熱帯性の大きな植物も。

最後にもうひと部屋。
一面の色とりどりのベゴニア。

カフェスペースになっていた。

水面に浮かぶ花々。

一時的に、やや体調を崩しかけたので、カフェには寄らずに外へ出る。

なばなの里のホームページはこちら
ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

再び屋外へ出る。
きんさんぎんさんが植樹したという、淡墨桜の木が生えている。

もみじの並木。

まだ通れないけど、
点灯する前の光のトンネルが、
真っ白くて意外ときれい。

池の一部には、
自然の川のように石を配した箇所も。

チャペルの鐘が午後3時を告げる。だんだん寒くなってきた。
おみやげ屋に行って、今のうちにストラップを買っておく。

入口に戻ってきた。どんどんお客さんが入ってきている。
園内にいる人が明らかに増えていた。
風邪予防用にマスクをしたら少し暖かい。(体調は良くなったようだ)

カップルしか来ないんじゃないかと思っていたけど、そうでもないようで、
老若男女さまざまな人がいる。年配のお客さんもかなり多い。
案の定、レストランやカフェはどこも行列ができ始めている。
温かい食べ物の屋台がいくつか出ていて、こちらも盛況。

午後4時。イルミネーションの点灯までまだ1時間あるので、園内をもう1周してみた。
20分くらいでひと回り。

あとはおとなしく、点灯時刻の午後5時まで待つ。
植え込みなどのちょっとしたスペースでは、早くも明かりが入り始めた。
入口では、入ってくるお客さんの列が途切れることがない。
この時間から、園内通路が左回りの一方通行になる。

なばなの里のホームページはこちら
ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

午後5時の鐘が鳴った。まだ日は暮れきってないけれど、
チャペル前のモミの木が青く光るのが、入口からでも見えた。

さらに暗くなるまで、またおみやげ屋へ。この時間帯はむしろ空いていた。
フードコートの奥まで行ったら、その先が大型バスの駐車場。
何十台ものバスでぎっしり! そりゃ園内も混むはずだ。
遠くに、今回のイルミネーションの目玉となっている、富士山の頂上が見えた。

5時20分。
そろそろ園内を回ってみることにしよう。

さっきのビール園前の花壇が、
鮮やかな青い光に満ちていた。
アーチは白。
カップルの皆さんが、
手をつないでアーチをくぐっている。

チャペル前の2本のモミの木は、
それぞれ異なる形でライトアップ。

このあたり、人は多いけど、ぎっしりではないので、
立ち止まって写真を撮るのにさほど苦労しない。

水辺に出た。水上にもイルミネーション。
また富士山の頂上が見えた。
期待感が高まる。

アイランド富士とベゴニアガーデンも
輝いている。

水上の光もチャペルの色も、
刻一刻と移り変わる。

なばなの里のホームページはこちら
ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

光のトンネルへ。
視界のほぼ全域が、鮮やかな光に包まれて、
別世界に迷い込んだような感覚になる。
入口付近はお客さんがいっぱい。
なかなか先へ進めない。

1つ1つの光が、花の形をしている。
よく見ると、いろんな色の星が交じり、
アクセントになっている。

トンネルは200メートルもあるので、
後半はかなりスムーズに歩ける。
写真も撮れる。
昼間のように明るいから撮りやすい。

そして今冬のメインイルミネーションが、
世界遺産登録を祝う、
光り輝く巨大な富士山。

このエリアはさすがに混雑していて、立ち止まれる場所はあまりない。
12月の休日という、いちばん混む時期に来たからしかたない。
ゆっくり歩きながらの鑑賞となるが、富士山自体が大きいので、
かなり長い時間、間近でみることが可能。
私はちょっと、写真を撮るほうに気を取られてしまったけど。

イルミネーションの色は多様に変化し、
季節や時間帯によって姿を変える
富士山を表現している。

春の桜と菜の花を従えた富士が特にきれい。
(この写真は、ちょっと
手ブレを起こしてしまったけど)

曙光や夕景なども表現。

スタッフの方々の、拡声器による誘導が良かった。
しかも、誘導が必要な所にちゃんと配置されている。

富士山の近くに、展望台がある。
山頂から日が昇るダイヤモンド富士。

2階から、より広範囲の
イルミネーションを見渡せる。
さっき歩いていた通路も青く光り輝き、
広大な海原になっていたことが、
上から見て初めてわかった。

展望台の後方は、休憩スペースとして機能。
ぜんざいや甘酒の売り場、飲み物の自販機もあった。

復路のトンネルは、
もみじをイメージした鮮烈な赤。

鏡池。
昼間はただの池だったので、
写真を撮っていなかったのだが、
夜になると、水辺の紅葉を
くっきりと映し出している。

チャペルが相変わらずきれい。

2本のツリーを、
さっきとは逆の方向から見る。

その先はおみやげ屋。園内を1周した。
屋台に行列ができている。店内も混雑。

展望台に長居したこともあり、時刻は午後7時半になっていた。
だんだんお客さんが帰り始めたので、園内のレストランで食事できるかなと思ったけど、
どこも満席で、多くの人が並んでいた。夕食時だから当然か。

ゲートを出て、なばなの里を後にする。
ゲートの外に生える木も、
光で見事に彩られていた。

なばなの里のホームページはこちら
ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

バスを待つ人の列はさすがに長い。時刻表によると、次のバスは8時10分。
だがその前に、臨時で大型バスが来てくれた。乗れた。座れた。
8時4分に発車し、8時12分、近鉄長島駅着。わずか8分で着いてしまった。
ゲーム路銀 ¥3,055-¥200=¥2,855

明日はまたここから再開しよう。
8時23分に来た、普通・伊勢中川行きで、
宿泊地の四日市まで戻る。

長良川を渡るとき、左手の車窓に小さく、さっきの富士山が見えた。
桑名で後続の急行に乗り換え、8時51分、近鉄四日市着。
駅前のカツ丼屋さんで、みそかつ丼を食べた。

現在のゲーム路銀
¥2,855

今回のルート


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名古屋観光情報  弥富市のホームページ  桑名市観光ガイド
愛知県観光ガイド  三重県観光連盟
近畿日本鉄道  JR東海  名古屋鉄道

次回、「日本縦断ゲーセン紀行 181.伊勢・鳥羽編(2)」では、
さらにナガシマリゾートを堪能する。
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