ゲイムマンのダイスステーション

日本縦断ゲーセン紀行

181.絶叫マシンを見て歩く
〜伊勢・鳥羽編(2)〜


スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。
 ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥2,855




2013年12月15日。9時起床。睡眠5時間。昨夜は旅の予習復習で夜更かししてしまった。
近鉄四日市10時29分発の普通電車で出発。途中駅が意外と多い。
長島駅に急行が止まらないから、普通電車に乗ったのだが、
1本前の急行に乗って、桑名で乗り換えた方がはるかに早かった。
でも座れるからいいか。

所要時間ちょうど30分。10時59分、近鉄長島駅着。今日はここからスタート。
といっても昨日同様、すぐ引き返すことになるのだが。


近鉄長島

11時5分発の普通・白塚行きに乗る。1000系3両。

出発して間もなく、長良川を渡る。
右手の橋はJR関西本線。
奥に橋がもう1本ある。東名阪自動車道か。

左手の遠くに見える橋は国道1号。
その向こうに、長良川河口堰が見える。

細長い陸地を挟んで、
すぐ隣を揖斐川が流れる。
長良川と揖斐川が、
1本の広い川のようになっている。

川を渡ると左手に農地。やがて住宅地に変わる。
右手の関西本線をオーバークロス。
右からもう1本、線路が寄ってきた。養老鉄道だ。

11時10分、桑名駅着。ここで降りた。
ゲーム路銀 ¥2,855-¥200=¥2,655


桑名

東口から出た。寒い。小雨が降っている。

駅舎から歩行者デッキがのびていて、
やや離れた所に駅前ロータリーがある。

ロータリーの隣に、同じくらいの広さのバスターミナルがあった。
今日はここからバスで、長島温泉に向かう。
ターミナルには長島温泉行きの大型バスが止まっていた。
急いで切符を買って乗る。間に合った。11時25分発。

バスが桑名の町なかを走っている間に、晴れてきた。
揖斐長良大橋を渡る。右手にジェットコースター群が見えてきた。
左手には、なばなの里のアイランド富士。
ナガシマスパーランドやホテル棟の周りを回って、終点・長島温泉着11時48分。
ゲーム路銀 ¥2,655-¥500=¥2,155

左に、三井アウトレットパーク
ジャズドリーム長島。

右側にナガシマスパーランドの入口。

スパーランドの入口前に、碑が建っていた。
1981年11月10日、気球で長島温泉を出発し、
太平洋を横断した冒険家がいたらしい。
メンバーには、あのBENIHANAの
ロッキー青木さんも加わっていたそうだ。

ナガシマスパーランドへ。(入場料¥1,600)
入って、どのアトラクションよりも先に目に留まったのが、

温泉の出てくる水飲み場。
紙コップを¥10で買って飲む。
鈴木みそ先生のマンガ
「あんたっちゃぶる」で見たことがある。

アルカリ性単純温泉。無味無臭。
ちょっとぬるかったけど、猫舌なのでちょうどよかった。

ここはキッズタウンというエリア。
小さな乗りものがいっぱい並んでいる。

ピーターラビットが、ナガシマリゾートの
イメージキャラクターになっているらしい。
昨日、なばなの里の入口でも見かけた。

大小2つのバイキングが並んで揺れている。

ポケモンのアトラクションがある。
ウォークスルー型のアトラクションらしい。
(※2014年3月14日に
リニューアルして再オープン)

大観覧車は時計つき。横浜のコスモクロックにちょっと似てる。
直径が83メートルあって、よく目立つ。

大屋根のついた「ちびっこひろば」。

振り返ると、木製コースター
「ホワイトサイクロン」。

ナガシマスパーランドといえば、何といっても絶叫マシンが有名。
あちこちで、いろんなタイプのジェットコースターが動いている。

まだご飯を食べてなかった。カフェテリアに入って、とんてきを食べる。
豚のしょうが焼きをステーキにしたもの。四日市名物らしい。
ボリュームがある。旅の3日目で疲れがあったから、ちょうど良かった。

いろんな物が
回ったり揺れたりしている園内。
遊園地はこういう、
ごちゃっとした感じが楽しい。
私は絶叫マシンが苦手なので、
乗らずに見て歩く。

「シュート・ザ・シュート」の
水しぶきが上がる。
虹が出た。

「スチールドラゴン2000」のコースは、
スパーランドの端から端まである。
長さ世界一のコースターだとか。
(全長2,479メートル)
最高地点は97メートルで、大観覧車より高い。

「シャトルループ」。
こういう懐かしいタイプのコースターもある。
単純な形だけど、1回転した後に
バックで戻ってくるのが特長。

木々の葉の色に、季節を感じる。
このあたりは、
ゴーカートとジェットコースターと汽車と、
スカイライナーというゴンドラのコースが、
複雑に交わっている。

天気雨がぱらついてきた。風が冷たい。
温まりに行こう。

ナガシマスパーランドのホームページはこちら

ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

長島温泉「湯あみの島」。
通常の利用料金は¥2,100
(時間帯により割引あり)だが、
スパーランドのお客さんは、
¥700で入ることができる。

浴衣を借りて着替える。服と荷物はロッカーへ。
タオルとバスタオルの借り賃も、料金に含まれている。

今日の男湯は「奥入瀬渓流の湯」。
窓から、川の流れと、赤く色づく木々が見え、美しい。
その川と木々の周りに、さまざまな露天風呂が配置されている。
外は凄く寒かったけど、それだけにお風呂の中は快適。
小さなお子さんがかなりいた。

お風呂で温まり、上がって浴衣を着て3階の大広間へ。
途中からだけど、ショーを見ることができた。
有名な歌手の歌謡ショーが連日行なわれているのも、
長島温泉の凄いところ。

今日の歌手は笹みどりさん。半月続いた公演の最終回だった。
大ヒットし、紅白歌合戦でも歌った「下町育ち」も聴けた。
さすがの歌唱力。
実は私が生まれる前のヒット曲なのだが、それでも知っている。

カウンターで買ったキリンレモンを飲みながら、演歌のショーを見ていると、
小さい頃に、登別かどこかで、似たようなことがあったという記憶がうっすらよみがえる。
あのときは確かボーイズ系のグループだったと思う。

ショーが終わると、大広間に集まっていたお客さんの多くが、
ぞろぞろと退出していった。
このショーを目当てに長島へいらっしゃったお客さんが、かなり多かったのかもしれない。

ティーラウンジ「あじさい」で、小倉トーストを食べながら、もうちょっと休憩。
バターがきいていておいしい。

仮眠室がある。睡眠が足りてないので利用しようと考えていたが、
温泉に入ったら眠気が飛んだので立ち寄らず。
もっとも、温泉に入っていたときに、首と腕にしみる感覚があったので、
この3日間で相当な負担をかけていたのだろう。

ゲームコーナーがあるので行ってみた。
プライズ、メダル中心で、ほかにレース、プリクラ、太鼓の達人など。
「デイトナUSA」や、メダルゲームの「ロイヤルアスコット」が懐かしい。
電車でGO!のプライズ「トレトレトレイン」なんてのもある。

湯あみの島のホームページはこちら

ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

外に出たら、日が暮れていた。
スパーランドはもう閉まっているが、
ライトアップされていた。
観覧車の時計が、「5:23」を示している。
地面がぬれている。
1回本格的に雨が降ったか。

立ち寄る時間がなかったが、
ナガシマリゾートにはこのほかに、アンパンマンこどもミュージアムがある。

名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パークのホームページはこちら

ナガシマリゾート(長島温泉)のホームページはこちら

午後5時45分のバスに乗って、桑名駅に戻ろう。
バス停に着いたのは10分前だったが、若い人を中心に、20人くらいが既に並んでいる。
かなり寒い。温泉に入っていて、まだぬくもりが残っていたからよかった。

私の後ろに並ぶお客さんも、だいぶ増えてきた。
急きょ、バスを2台出すことに。
1台目の大型バスに乗った。こちらが臨時便扱いのようで、桑名駅までノンストップ。

橋を渡って市街地に入ったあたりで、うつらうつらする。
6時12分、桑名駅バスターミナルに到着した。
ゲーム路銀 ¥2,155-¥500=¥1,655

桑名には行きたい場所がもう少しあるので、次回はまたここからスタートしよう。
明日からゲーム制作のための取材で岐阜に行くので、
東京には戻らず、四日市にもう1泊する。

6時27分発の急行・津新町行きを待つ。
向かいのホームに、団体臨時列車の「楽」が止まっていた。一部2階建て。
楽が発車し、急行が来た。

四日市に着いて、晩ごはんに味噌かつを食べた。

現在のゲーム路銀
¥1,655

今回のルート


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桑名市観光ガイド  三重県観光連盟
近畿日本鉄道  JR東海  養老鉄道  三岐鉄道

次回、「日本縦断ゲーセン紀行 182.伊勢・鳥羽編(3)」では、
桑名の町を散策する。
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