ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
19.さくら(僅少) スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで\5,000(G千)。 ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、 「ゲーム路銀」は\100ずつ増える。 (ただし、1プレー\50円のゲームなら\50ずつ、1プレー\200なら\200ずつ。 ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する) この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ! (先週までのゲーム路銀 -\11,580)※北海道内はマイナスでも可。
市電で五稜郭公園へ向かう。 (ゲーム路銀 -\11,580-\220=-\11,800) なお、普通に市電で函館観光しようと思ったら、1日乗車券が便利なのだが、 ゲーセン紀行ではその手の乗車券は使えない決まり。
しかし、五稜郭に向かうこの道路で、
五稜郭は、外国からの攻撃を想定して、 安政4年(1857年)から元治元年(1864年)にかけて建設された。 日本初の西洋式城郭で、中心には函館奉行所が置かれていた。 大政奉還後、榎本武揚率いる旧幕府軍が、この五稜郭を本拠地として、 明治新政府軍と戦ったことは有名(箱館戦争)。 五稜郭タワーのホームページはこちら。(※2006年から新しいタワーが開業しています)
屋外に展示してある、箱館戦争に使われた大砲も、 いまや子供たちが遊んだり記念撮影したりする場所になっていた。 館内には、五稜郭や箱館戦争ゆかりの品々が展示され、 箱館戦争の経緯も解説されている。 「藩士が戦死したときに着ていた陣羽織」など、攻撃された跡があり生々しい。 (※市立函館博物館分館はその後休館。 また、函館奉行所の建物が、2010年に復元されました) 五稜郭跡(※函館市教育委員会のサイト)
午後1時40分、再び市電で移動しよう。
バス停を見つけたまでは良かったが、系統が山ほどあって、 どれがトラピスチヌに行くのかわからない。 観光地図には載ってないけれど、それっぽい場所を通りそうなバスが来たので乗ってみる。 湯川団地北口下車(ゲーム路銀 -\12,020-\200=-\12,220)。 トラピスチヌまで1キロの地点まで無事到達。
八重桜の下で森山直太朗さんの『さくら(独唱)』を合唱しながら 記念撮影する女学生がいた。 さらに、「ゲッツ!」のポーズをとってカメラに納まる姿も。 ダンディさんも売れたもんだ。 昔『ゲームWave』のレギュラーだったことを、 コアなゲームファンならご記憶かもしれない。 残念ながらお会いしたことはないけれど。 見学できるのは建物と前庭だけなので、 これだけ人が集まるようになったのはなぜか、正直よくわからない。 確かに、建物は昭和初期のものと古いが、 函館ではこの時代の建物は、別に珍しくない。 もっとも、私自身はこのような建物を見ているだけでも、けっこう楽しめるのだが。
![]() バス停に着いたが、バスが来ないようなので、歩いて湯の川まで戻る。 歩いている途中、思いっきりバスに追い越される。 もっともこのバスは、前のバス停の時刻表に載ってなかったのに、 次のバス停に載っていたことから考えると、 別ルートから合流したものなのだろう……、 と考えながらさらに歩いている間に、なぜかもう1本バスが追い越してった。 ここのバス停の時刻表は信用しない! (後から知ったが、4月に新規開業したばかりの路線があったために、 こういうことになったらしい) 結局、バス2本と市電1本に追い越されながら、湯の川の温泉街まで歩き通す。 バス代\200が浮いた。 4時の時報が鳴った。
サル山に温泉がわいていて、 冬場は『サルゲッチュ』さながらのサル温泉になるらしい。 温泉の噴き出す井戸もいくつかある。
ユニークな形の木がいくつも見られる。 名前もユニークで、「アイスクリームの木」(実が甘いから)、 「ロウソクの木」(木の形と色から)、「パンの木」(実が食用になるから)、 「ソーセージの木」(実の形から)等々。 「綾波」という名前の多肉植物(テキサス原産)もあった。 でも包帯は巻かれていなかった。 函館市営熱帯植物園のホームページはこちら。 外へ出る。 寒い! そろそろ太陽も低くなり、景色も赤く染まり出す。 次は啄木小公園に行く。 ……近くにあると思ってた啄木小公園が全然近くなくて、 海岸の漁火(いさりび)通りを延々歩くはめに。 まあ、このへんにゲーセンがないかどうか調べられるからいいか。
なんと12面クリアー! (ゲーム路銀 -\12,220+\1,100=-\11,120) 適度に休めたし、ホントはもっとここにとどまって面数を稼ぎたかったんだけど、 日が暮れそうなんで、あらためて啄木小公園へ行こう!
公園前のバス停。次のバスが来るのは11分後。 一瞬、「駅まで歩こうか」という考えが頭をよぎったが、 11分歩いても駅には着かないだろうから、素直にバスを待つ。 定刻にバスが来て、駅到着6時半。 いやあ、バス、楽。 (ゲーム路銀 -\11,120-\230=-\11,350) 駅で明日の寝台特急北斗星の券を買う。 みどりの窓口には「満席」と貼り出されていたが、窓口で尋ねてみたところ、 運良くソロ(B寝台個室)が1室だけ空いていた。これで帰りはだいじょうぶ。 ついでに、今後行くことになる青森までの運賃を見る。 \3,150。 自由席特急券込みだと\4,830か。 津軽海峡を挟む木古内(きこない)−蟹田間は、 昨年12月のダイヤ改正で快速「海峡」が廃止になり、 特急しか通らない区間になった。 しかし、石勝線と同じように、沿線住民に配慮して、 木古内−蟹田間だけを利用する場合は、特急料金がかからないらしい。 ただ、石勝線と違って、木古内や蟹田には列車が止まらないことが多い。 都合よく木古内で特急に乗り、蟹田で降りることができれば、 路銀の節約になるのだが。 無事チケットが取れた祝い、というわけではないが、 晩ごはんはちょっとリッチなところで食べよう。
\2,400+税と、値段的にはぜいたくしているわけではないが、 味のほうはぜいたく。 作家・船山馨氏に「味はとびきり、値段は手頃」と評されたのもうなずける。
再び市電に乗り、函館駅前……の一つ先の松風町へ。 (ゲーム路銀 -\11,550-\200=-\11,750)
『上海 三国牌闘儀』は2面目で手詰まり。 『THE KING OF FIGHTERS '02』では2連敗。 もう一度『ドリラーG』をやろうと思うが、空いてなかったので、 『ミスタードリラー2』のほうをやるが、675mで終わる。 日頃、『G』のホリンガーZロボの 「頭にブロックが落ちても1回だけ耐えられる」という特殊能力に いかに頼り切ってきたか思い知る。 最後に『ドリラーG』で1000mクリアー。 (ゲーム路銀 -\11,750-\600+\2,700=-\9,650) 9時40分、ホテルに戻る。 -\9,650 今回のルート ![]() 函館市観光情報サイト 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 函館編(3)」では、 ゲイムマンがレトロな街に迷い込む。 「日本縦断ゲーセン紀行 18.函館編(1)」に戻る 「ゲイムマンのダイスステーション」タイトルページに戻る |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|