ゲイムマンのダイスステーション

日本縦断ゲーセン紀行

222.中山道で太鼓を叩く
〜滋賀編(13)〜


スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレイして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレイ¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレイ¥200なら¥200ずつ。
 ゲームをプレイするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥2,550




近江八幡

2018年10月23日。7時半起床。睡眠時間5時間確保。もう少し寝てたいとこだけど。
ホテルで朝食をとる。チェックアウト。今日は曇っている。眠い。

今日やや早起きなのは、
最初に乗る電車の時刻に合わせるため。

近江鉄道のホームへ。
近江八幡駅9時38分発の八日市行きに乗る。
今日はまず、八日市でゲームをやってこよう。

青い100形電車。元西武の101系だ。
2両編成。

座席に座ってると寝そう。
発車。すぐにJRと分かれて右へ。車内アナウンスで、近江八幡の観光案内が流れた。
しばらくは農地と住宅が混在する。
新幹線の線路と、国道8号が、相次いで上を通り過ぎる。

武佐駅。先頭車のいちばん前の扉だけ開く。
駅を出ると、車窓右側は木々に覆われている。工場のようだ。
続いて林の中を抜ける。右手に桃太郎便の建物。左に道路が並行する。国道421号。
右手には畑が広がるけれど、何の作物かわからない。

平田駅。向かいのホームで職員さんが、清掃かペンキ塗りかの作業中。
左手は道路沿いに住宅が並ぶ。駅を出るといったん左右とも農地になり、また住宅地に。
市辺駅。ここで列車交換(すれ違い)。
近くに「万葉の森 船岡山」があるらしいが、どこかよくわからなかった。
季節柄、ここまでの沿線にセイタカアワダチソウの黄色が目立つ。

出発。左手、農地や住宅の向こうにある山の斜面に、大きな建物が見える。
あれが太郎坊宮か。
次の駅が太郎坊宮前。「前」というより「口」というべき距離。
登山スタイルのお客さんたちが降りた。

太郎坊宮(阿賀神社)は、天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)をまつる神社。
古くから霊山として知られていたようで、ふもとの成願寺は最澄が建立している。
太郎坊とはこの山(赤神山という)を守護する天狗の名前。

阿賀神社(太郎坊宮)

太郎坊宮前駅を出発。住宅地の中、右手に見える天理教の大きな建物が改装工事中。
次の新八日市駅は、大正時代の木造駅舎が現役。
その先、ゆっくり左にカーブ。
左手に忠魂碑のようなモニュメントがある。「江州音頭発祥の地碑」だとか。

9時57分、八日市駅に到着した。右側の全てのドアが開いた。
ゲーム路銀 ¥2,550-¥450=¥2,100


〜武佐(むさ)〜平田〜市辺(いちのべ)〜太郎坊宮前(たろぼうぐうまえ)〜新八日市〜
八日市

駅に着いたら鐘が鳴った。「大きな栗の木の下で」のメロディーだ。
10時の鐘かと思ったけど、時計を見たらまだ9時58分。鳴り終わりが10時なのだろうか?

駅の構内に凧が揚がっている。

3方向に路線がのびる、
近江鉄道の中心駅だけあって、
駅舎が大きい。

駅の中にも凧があったが、
駅前のポストの上にも凧が載る。

毎年5月に「東近江大凧まつり」が開催され、100畳敷きの大凧が揚がるという。
(ただし2015年に事故が起こり、以降開催されていないそうだ)

駅から徒歩15分くらいの場所に、「世界凧博物館 東近江大凧会館」があるらしい。
行くかどうか迷ったけど、微妙に遠いので行かないことにした。

世界凧博物館 東近江大凧会館

東近江市にはほかにも、面白そうな博物館がいくつかあるけど、だいたい駅から遠い。

西堀榮三郎記念 探検の殿堂
(科学者で探検家の西堀栄三郎の業績や、近世以降の日本人探検家を紹介)

河辺いきものの森 ネイチャーセンター」
(保全された里山の中にある展示・学習施設)

観峰館
(日本習字教育財団が運営する。中国や日本の書、すずりや墨・筆、中国絵画などを所蔵)

五個荘の金堂町は、重要伝統的建造物群保存地区となっていて、
近江商人の屋敷がいくつか公開されている。また近江商人博物館もある。
金堂まちなみ保存会
東近江市近江商人博物館・中路融人記念館

東近江市観光協会

八日市駅の正面にあるレリーフ
「蒲生野遊猟の図」。
描かれているのは大海人皇子と額田王。

蒲生野(がもうの)というのは、
今の東近江市周辺(琵琶湖の南東方向)を指す飛鳥時代の地名。
万葉集に、額田王(ぬかたのおおきみ)が詠んだ歌として、
「あかねさす 紫野逝き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」
が載っているが、これは天智天皇が蒲生野に遊猟したときに詠まれたもの。

額田王は天智天皇の弟の大海人皇子(後の天武天皇)の妃。
だがその後、天智天皇の妻になったという説がある。
猟の最中、大海人皇子が額田王に袖を振っていた(求愛の意)ので、
額田王がたしなめる意味でこの歌を詠んだと考えられてきた。

それに対し大海人皇子は、
「紫草(むらさき)の にほえる妹(いも)を 憎くあらば
人妻ゆゑに 我恋ひめやも」

と返している。
西暦668年、今から1350年も前の出来事。

実際には、猟の後の宴会で戯れに歌われた歌だったという説が有力だが、
この2首の歌は天智・天武・額田の三角関係を思わせ、
それをモチーフにした物語が数多く作られた。
そして額田王のイメージが形作られた。

八日市駅近くの、
ショッピングセンター・アピアへ。

思っていたよりかなりでかい。
今週の金曜日、3階に
ニトリがオープンするらしい。

4階の「アミューズメントパークさくら」に
やってきた。

ジョージアエメラルドマウンテンを買って、飲みながら店内を見て回る。
プライズ、プリクラ、メダル(パチンコ・スロットも)中心。
プリクラのエリアが広め。
「プリクラ」と書いたけど、フリューのプリントシール機が多い。

ほかには、ウキウキペディア シャドウサイド、ディズニー マジックキャッスル、
仮面ライダーバトル ガンバライジングなどのキッズ向け。
エアホッケー。NEWプロボウル。pop'n music18 せんごく列伝。セガNET麻雀MJ。
湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE 6。ガンシューティングのゴルゴ13。
ボール状のガムをレールから落とさず運ぶ、昔ながらのゲームもある(忍者がモチーフ)。
のりものも多い。ガチャガチャも。

「太鼓の達人」があったのでプレイする。3曲¥100。
朝一で「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」。
朝一で、わら人形に五寸釘。
この曲、リズムが変則的なところがあり、ふつうモードでも難しい。
でもフルコンボ行けた。

2曲目は「千本桜」。
……昨日書いた、「ふつうモードの難易度が下がっている」は取り消す。
3曲目に星野源さんの「恋」。3曲クリア。

近江八幡から片道¥450使って、太鼓1回プレイして帰るのも何なので、
もう1回プレイしてみる。平日の午前でまだ空いてるし。

1曲目で「PERFECT HUMAN」を選んだので、その流れで、
「PPAP」「あったかいんだからぁ」をプレイしてクリア。
PPAPは短いから難しいけど、時間のないとき助かる。
ゲーム路銀 ¥2,100-¥200+¥600=¥2,500

駅へ向かう。といっても八日市駅ではなく、隣の新八日市駅。
以前たまたまつけてた報道ステーションで見たことがある、
1922年(大正11年)竣工の駅舎をじっくり見てみたい。

南へ歩き、本町商店街のアーケードを抜ける。
「御代参街道」と書かれている。
東海道と中山道を結ぶ脇街道。
皇族の名代が、この道を通って
伊勢神宮と多賀大社を参詣していた。

突き当たりで右に曲がるのだが、そっちには道が2本並んでいる。
下調べしていたのに、どっちの道が正解かわからなくなった。GoogleMapを起動。
左の道だ。危ねえ、右だと思ってた。

小雨が落ちてきた。八日市駅前の広い道に比べ、車が多くて歩きづらい。


新八日市

11時28分、新八日市駅着。
ミントグリーンの木造駅舎。
ツタに半分覆われている。

八日市行きの電車が通っていった。
次の近江八幡行きは11時42分。駅を眺めるのにちょうどいい待ち時間。

中は薄暗いが、広く感じられる。
木のベンチ。木のラッチ。

構内踏切を渡って、近江八幡行きホームへ。
八日市線はこっちが「下り」らしい。

駅舎は一部修復工事中のようだ。
1922年(大正11年)竣工の、築100年近いこの駅舎を、
これからも大事に使っていこうという姿勢がうかがえる。

ホームのトタン屋根に雨の当たる音が大きくなってきた頃、
黄色い電車がやってきた。
800系ギャラリートレイン。
1両目の後ろ側(3ドアの3番目)から乗り、整理券を取る。
まど上に、子供たちが描いた電車の絵が並んでいる。

市辺駅付近。今朝はどこにあるかわからなかった「万葉の森 船岡山」。
家々の背後に見え隠れしていた森がそれだろうか?
山頂から、「あかねさす紫野逝き標野行き」「紫草のにほえる妹を憎くあらば」の
蒲生野一帯を一望できるらしく、山頂にこの歌の歌碑がある。

平田で青い電車とすれ違い。
武佐を出たところで、カラオケ店などの広告アナウンスが入る。バスっぽい。

11時59分、近江八幡駅着。
改札で運賃を支払った。
ゲーム路銀 ¥2,500-¥390=¥2,110


近江八幡

雨はやんでいた。
ホテルで荷物を受け取る。
近くに教会があることから、
このあたりの道は「チャペル通り」と呼ばれ、
街灯が鐘の形になっている。

近江八幡を後にして、次の町へ向かおう。
JR琵琶湖線12時26分発、普通・加古川行きに乗る。
ホームで待ってる間にまた雨。いいときにホテルに荷物取りに行ってた。

電車は223系6両。クロスシート。
出発。左にイオンと近江鉄道のホーム。小さな川を渡る(白鳥川)。住宅地が続く。
左側にだんだん農地の割合が増える。右側も農地に。
しかし両側ともすぐ住宅地に戻り、日野川を渡る。
篠原駅。ゲーセンはなさそうなので、通過しますごめんなさい。

駅を出て小さな川を渡る。森を抜けると左右に広い農地。
地表よりやや高い所を走っている。
県道32号をアンダークロス。左にP&Gの工場。

右に側線が並ぶ。野洲電車区だ。左は田圃の向こうに、新幹線の線路が見える。
やがて左右どちらも住宅地となる。

12時33分、野洲駅着。ここで降りた。
ゲーム路銀 ¥2,110-¥200=¥1,910

すぐに探索したいところだが、荷物が重いので、いったんゲーセン紀行は中断。
12時45分の新快速・姫路行きに乗って、今日の宿泊地である草津へ向かう。
荷物の中から、薄いコートを出して羽織る。

223系12両。12時52分草津駅着。ホテルに荷物を預けてまた駅へ。
午後1時1分発の普通・米原行きが遅れていたので乗れた。こちらも223系12両。
1時15分、野洲駅着。さあ、ゲーセン紀行再開だ。


〜篠原〜
野洲(やす)

野洲といえば、「ちょいワルサッカー」「セクシーフットボール」で
全国高校サッカー選手権を制覇した、野洲高校が思い浮かぶ。
優勝メンバーには、先のW杯で活躍した乾貴士選手がいた。

まず南口から出た。
小雨そぼ降る中、
駅前通りをまっすぐ歩いて、

新幹線の高架をくぐって、
アルプラザ野洲にやってきた。

1階フードコート前に、プライズやガチャがある。
そちらには寄らずに2階へ。

室内ゆうえんちユーイング。
近江八幡店と同じ名前だ。

デカビタCを買って飲みながら店内を見て回る。装飾が素朴ながら明るい。
主にプライズ、メダル(「アヒルのヨーイドン」など小型機が多い)、のりもの。

キッズ向け(スーパー戦隊データカードダス ルパンレンジャーVSパトレンジャー、
ディズニーマジックキャッスル、スーパードラゴンボールヒーローズ、
仮面ライダーバトル ガンバライジング、ウルトラマン フュージョンファイト)。

そのほか、プリクラ、エアホッケー、プロボウル2、
アンパンマン ポップコーンこうじょう、ワニワニパニックなど。

「太鼓の達人」。どん&かつがエイサーの格好のイエローVer。
「紅」と「初音ミクの消失」の2曲をクリア。
覚悟はしていたが、「初音ミクの消失」が、ふつうモードなのに難しかった。
ゲーム路銀 ¥1,910-¥100+¥200=¥2,010

駅に戻る。雨は上がった。日が差してきた。
さっきは気づかなかったが、駅前から三上山(近江富士)が見えた。

今度は北口へ。
京セラの工場の角を左折。また降ってきた。

アクロスプラザ野洲。
西友を核店舗としたショッピングセンターだ。

かなり歩いたからヘトヘトになってる。
2時半を過ぎたし、ゲームをやったら腹ごしらえしようと思ったが、
ゲームコーナーが見当たらない。カラオケはあるけど。
次の場所へ行こう。そっちに確か喫茶店があったはず。

あと、駅前で見るよりも、
近江富士がきれいに見えた。

野洲駅から先は電車の本数が増える。
午後3時4分発、普通・網干行きに乗った。223系8両。

駅を出てすぐ左に、レンガ色の野洲文化ホール。近江富士もよく見える。
左側は住宅地。右は農地になったがすぐ住宅地に戻る。
線路は高架になって、野洲川を渡る。
左右それぞれに橋がある。左は東海道新幹線、右は県道504号。
工場群の中を通り、一軒家の並ぶ住宅地となり、アパートが数棟現れて、
3時6分、守山駅着。ここで降りた。
ゲーム路銀 ¥2,010-¥190=¥1,820


守山

西口から出た。

守山といえば、ピエリ守山が有名だが、この駅からは凄く遠い。
むしろ琵琶湖対岸の堅田からの方が近いくらい。
ピエリ守山

駅前本通商店街を歩いて、中山道を目指そう。
十数階建ての高い集合住宅が林立する。

駅前本通りは別名
「ほたる通り」と呼ばれているそうで、
こんなでっかい蛍がいた。

雨が降る中、
「守山宿・町家 うの家(け)」に到着。
明治初期に建てられた町家の建物を使った、
展示施設・イベントスペース。

併設されている喫茶店で食事しようとしたが、定休日だった。
レストランもあったけど、こちらも定休日。
金曜日に新幹線が止まって、日程が1日ずれたからこんなことに。

さっきより疲れてないので、中の展示を見よう(入館無料)。
梁が太くて立派。

江戸時代の保元平治物語、十六夜日記の本。
坂上田村麻呂、織田信長、立入(たてり)宗継の人形。
(立入宗継は正親町天皇の勅使として、信長に上洛を促した人物。
立入家は現在の守山市立入町発祥)

守山宿の模型がある。檜細工師の三浦玉舟氏作。
制作を依頼したのは、当時の宇野家当主だった宇野宗佑氏。
そう、ここは元内閣総理大臣・宇野宗佑氏の実家なのだ。
宇野家は江戸時代には町年寄、明治初期からは造り酒屋を営んでいた。

宇野宗佑氏の生涯を解説する映像が流れる。
1922年(大正11年)、滋賀県守山町(現・守山市)出身。
子供の頃に描いた漫画が紹介されていた。うまい。
高校時代には、剣道で全国優勝している。

神戸商業大学(現・神戸大学)に進学するが、すぐに学徒出陣。
終戦後、ソ連の捕虜としてシベリアに抑留される。
2年後帰国することができ、
「ダモイ・トウキョウ」という抑留体験記を執筆。映画化される。

帰国後に地元の商工会長を務めていたが、
守山から県議会議員を出したいという地元の意思を受けて、出馬し当選。
その後、国政に転じ、通産大臣・外務大臣など閣僚を歴任。
そして1989年(平成元年)、内閣総理大臣に就任する。

(総理時代の出来事は、さすがにここでは詳しく紹介されていなかった。
参院選で社会党に大敗して辞任。69日の短命内閣に終わっている)

1996年(平成8年)引退。
1998年(平成10年)、肺がんのため75歳で死去。

俳句、絵、書、ピアノ、ハーモニカなど、様々な趣味があったことでも有名。
滋賀県では、野洲川を改修するなど治水に取り組んだ。
また琵琶湖総合開発、名神高速道路建設にも関わったそうだ。
1995年(平成7年)、守山市名誉市民第一号となっている。

館内には、「ダモイ・トウキョウ」をはじめとする著書が展示されていた。

守山宿・町家 うの家(守山市歴史文化まちづくり館)

中庭に出た。蔵が複数現存している。
ギャラリーとして使われるらしい。

ハロウィーンの飾りつけがあったが、
なぜか違和感がない。

「勝部(かつべ)の火祭り」の
たいまつを縮小したもの。
火まつりは、守山駅近くの勝部神社で、
毎年1月に行なわれる。
本物のたいまつは5、6メートルあるらしい。

土間からスリッパを履いて廊下へ。
和室や中庭がある。

阿仏尼の人形がある。鎌倉時代の歌人で、「十六夜日記」の著者。
藤原為家の側室となり、息子の為相は冷泉家の祖となる。
京から鎌倉へ向かう際、守山で泊まったことが、「十六夜日記」に書かれているそうだ。

廊下の突き当たりにあるのが文庫蔵。
源頼朝と紀貫之の人形が並ぶ。紀貫之は古今和歌集で守山の歌を詠んでいる。

ここは、宇野宗佑氏とともに守山市名誉市民第一号となった、
友禅作家・森口華弘(かこう)氏の展示室。
人間国宝。1909年(明治42年)生まれ。2008年(平成20年)、98歳で亡くなった。

守山市民ホール小ホールの緞帳の原画「四季の梅」、
友禅技法で描かれたタンチョウヅルの絵「翔」を展示。
映像展示もある。県立近代美術館所蔵の6作品を紹介。

森口華弘氏は「蒔糊」という技法を編み出した。
東京国立博物館で見た衣装の一部に使われていた「撒糊」をヒントにし、
これを漆による蒔絵のように、全面に施す技法に発展させた。
……同じ博物館に行ったのに、何一つ思いつかなかった自分とは大違い。

守山宿・町家 うの家(守山市歴史文化まちづくり館)

「うの家」を後にする。それにしても、あの宇野宗佑さんが生まれ育った家が、
こうして残っているというのが不思議な感じ。
このくらいの時代の人物の生家って、
もっと昔の歴史上の人物の家よりも、珍しいんじゃないかという錯覚に陥る。

中山道を西へ。
宿場町なので、うの家以外にも
昔ながらの建物がいくつかある。

天満宮もある。石の道標も。東門院。明治天皇聖蹟碑。雨は上がっていた。
(※後で知ったが、この東門院という所は「比叡山の東を守る門」だそうで、
守山という地名の由来になっているらしい)


銀座エリアに出た。「語らい学び舎通り」という道を通って駅へ向かう。
歩車分離の広めな道。その名の通り、学生さんたちが駅の方へ歩いている。
小学校の隣の、かなり広い範囲で工事が行なわれている。
大きなプロジェクトなのだろうが、まだ骨組がわずかに組まれただけの状態。

左右の巨大マンション群に
圧倒されながら歩いていく。

そんな中に位置する、平和堂守山店へ。

お子さん連れの方々が多く行き交うのに、横断歩道に信号機がない。

3階のゲームコーナー「プレイランド」。

プライズ、のりもの、メダル中心。入口にのりものが並ぶレイアウトが印象的。
そこそこ大きなミニ列車の線路もある。
メダル機は「アヒルのヨーイドン」など懐かしいものや、パチンコ・スロットも。

ほかに、エアホッケー、プリクラ。
湾岸MIDNIGHT、頭文字D3、RACE ONなど少し懐かしいレースゲーム。
NEWプロボウル、ファミリーボウル、ワニワニパニック。
ルパンレンジャーVSパトレンジャー、仮面ライダーバトル ガンバライジング、
スーパードラゴンボールヒーローズなどキッズ向け。

「太鼓の達人13」をプレイ。この時点での新収録曲だった、
「風になりたい」と「おら東京さいくだ」をプレイ。
ふつうモードなのに難しい。何とかクリア。
ゲーム路銀 ¥1,820-¥100+¥200=¥1,920

外に出たら、かなり暗くなっていた。午後5時23分。
駅前のパン屋さんに入り、イートインで、遅すぎる昼食をとる。
クリームチーズデニッシュとアイスカフェラテでひと休み。

日が暮れてなかったら次の町へ行けたけど、無理しないで今日はここで終了としよう。
6時1分発の網干行きで草津へ行き、あらためてホテルにチェックイン。
晩ごはんは、近くのエイスクエア(A SQUARE)というショッピングモールのサイゼリヤへ。
エイスクエアの巨大さにびっくりした。

現在のゲーム路銀
¥1,920

今回のルート



近江八幡観光物産協会  東近江観光ナビ  野洲市観光なび  守山市観光物産協会
びわこビジターズビューロー(滋賀県)  JRおでかけネット(JR西日本)  近江鉄道

次回、「日本縦断ゲーセン紀行 223.滋賀編(14)」では、
栗東と草津でゲーセン巡り。
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