ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
26.いろんな列車が大集合
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで\5,000(G千)。
この列車は、野辺地から大湊線に入るため、電車ではなくて気動車。 1両編成でセミクロスシート。 クロスシートの座席が埋まっていたので、仕方なくロングシートに座って 青森駅の名物駅弁「帆立釜めし」を食べた。 快速しもきた号が発車する。青森の中心市街地から住宅地へ。 東青森駅にコンテナが積まれている。 やがて右側は、刈り取りの終わった田んぼや、原っぱになるが、左にはなお住宅が続く。 野内を過ぎた頃、左手に海が見えてきた。トンネルをいくつか抜ける。 ひときわ長いトンネルを抜けると、そこは温泉街だった。
軽食コーナーの一角にゲーム機があった。 ザ・キング・オブ・ファイターズ'98、マーベルVSストリートファイター、マーベルVSカプコンと、 ビデオゲームがあるのがうれしい。 キンファイやってみる。……初戦負け。 マーベルVSストリートファイターは、3面のケンに昇龍拳の連発を食らって逆転負け。 マーベルVSカプコンでも3面でアウト。 ま、トータルで何とかプラスにはなったか。(ゲーム路銀 \5,450+\100=\5,550) 懐かしの『ソニックブラストマン』があったので、やってみる。 「3発殴って○○を倒せ!」という設定でインパクトを残したパンチングゲームである。 パンチ3発で“200t”を出せば1面クリアーなのだが……、 私のパンチは3発で181t。 最初の敵すら倒すことができず、これでもうけ分がチャラに。 (ゲーム路銀 \5,550-\100=\5,450)
まず、海洋大水槽の下に設けられた、長さ15メートルのトンネルを歩く。 頭上でエイが優雅に泳いでいる。差し込む光がきれい。 続いて、海の生きものたちの水槽。色鮮やかな熱帯魚も印象に残るが、 もっと印象に残るのが、養殖の様子を再現、 上から下がるロープにびっしりつり下げられたホヤ。 11時半から、イルカのショーが始まる。 座席は満員、立ち見も出る大盛況。私も立って見ることにする。 4頭のイルカが一斉にジャンプすると、やっぱり迫力がある。 海の生物の進化を解説したビデオを放映。CGの映像から察するに、比較的最近のものと思われる。 2階の熱帯雨林コーナーでは、数々の見慣れない魚に交じって、 ネオンテトラとかキッシンググーラミィとか、人気の魚もいる。 体長1.5メートルはあるピラルクーが4匹も。インパクト大。 タッチプールにいるのは、ホタテ、ウニ、ホヤ、ナマコ。 どう見ても、郷土料理のいけすにしか見えない陣容だが、 子供たちが喜んで触っている。 「海獣館」には、アシカ、アザラシ、ペンギン、ラッコがいて、ここも大人気。 12時半から、ラッコの食事タイム。 エサはイカや貝。貝はおなかの上ではなくて、水槽にある足場にぶつけて割っていた。 確かにそのほうが楽である。 陸に上がって、エサの拝み取りも披露していた。 最後にイルカプールに行って、イルカの泳ぎを間近に見る。 入口の売店で、ソフトクリームを買ってひと休み。 そのうち、隣のショープールで、次の回のイルカショーが始まった。 音だけ聞いていたのだが、さっきと演目が違う! さっきは「イルカの運動会」だったが、今度は「イルカの学校」になっている。 しかしこれを最後まで見ると、後の予定に支障が出そうなので、 そろそろ次の場所に向かうことにする。 浅虫水族館のホームページはこちら。
風呂から上がると、日曜の昼間なのに、テレビで『SMAP×SMAP』をやっていた。 青森にはフジテレビ系列がないので、この時間に別の局でやっているのだろう。 風呂上がりにいきなり見る「ダメ人間」。 3階のギャラリーで、「淡谷のり子展」をやっていた(2003/11/16まで)。 きらびやかな衣装や所持品の展示、雑誌などでのご本人の発言を紹介。 92年の生涯の中で、流行歌手への偏見や、戦争など、 さまざまな苦難を乗り越えたことを知る。 1階で黒房すぐり(カシス)ソフトクリームを食べる。\250だが、「観光手形」の提示で\200に。 道の駅・ゆ〜さ浅虫のホームページはこちら。 浅虫温泉のホームページはこちら。 歩道橋を渡って、駅に戻ってきたのが2時58分。先へ進もう。 次の上り列車は、……3時2分の特急! 急いで切符を買う。運賃のほかに特急料金\900を払うことになるが、 次の電車もまた特急。快速は4時20分までない。乗ってしまおう。 自由席は混んでたけど座れた。 特急白鳥は、ゆ〜さ浅虫、浅虫水族館、ワンダーランドASAMUSHIと、 今歩いた場所を次々と通り過ぎていく。 左手に見えていた海は、すぐに山へ変わる。夏泊(なつどまり)半島だ。 半島を過ぎて、再び左手に海。この辺りは白鳥の飛来地と聞くが、 線路はそれほど海岸に接近しているわけではないので、 見えるのは船と、海の向こうの下北半島の海岸だけだった。 ただし、紅葉はけっこうきれい。 野辺地停車。大湊線との乗換駅だが、ごめんなさい、ここは通過します。 再び山に囲まれる。そしてトンネルへ。けっこう長い。 トンネルを抜けてもさらに山は続く。 この辺りは杉林が多く、落葉樹も既に大半の葉が落ちた後。 乙供と上北町の周りは家が密集しているが、 その間は建物がなく、遠くの山との間に田んぼが広がる。 上北町を過ぎると、左側にまた海のような水面が見えるが、 これは海ではなくて、小川原湖という湖だ。
中に入って、実はここらへん一帯の建物のほとんどが、 この博物館の展示スペースと知って驚く。 衣、食、住、農業、漁業、林業など、あらゆる民具が、広大なスペースに展示されている。 お地蔵様、オシラサマに始まり、くわ、かんじき、千歯こき、はた織り機、南部刺し子、 モリ、網、かご、木びきノコ、郷土玩具、双六、野球選手のカルタ、etc.etc. さらに、受付で地図をもらって、初めて知ったが、 この博物館は古牧温泉のほんの一角に過ぎず、 ここから奥には、古牧第一〜第四グランドホテル、カッパ沼、瑞鳳殿露天風呂、 旧渋沢邸、岡本太郎記念公園と続く、ものすごい広さのレジャー施設が存在するのだ! 古牧温泉のホームページはこちら。
\3,600 今回のルート ![]() 青森市観光情報サイト 三沢市観光協会 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 青森編(5)」では、 温泉リゾートがエラいことに! 「日本縦断ゲーセン紀行 25.青森編(3)」に戻る 「ゲイムマンのダイスステーション」タイトルページに戻る |
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