ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
74.浅草ゆるゆる散歩
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
2006年12月17日。前夜寝つけず、睡眠時間は4時間程度。 そのためか朝の支度が遅れ、浅草に着いたのは11時55分。 もっとも、寝つけなかったときに、ボードゲームのいいアイデアを思いついた。 これは是非タカラトミーに持っていこうと思っていたが、 朝あらためて見直すと、そんな大したアイデアでもないような。
雷門は、正しくは「風雷神門」という。両側に風神と雷神の像がある。 提灯の裏には「風雷神門」とフルネームで文字が入っている。 現在の門は、1960年(昭和35年)、松下幸之助の寄進により再建されたもの。
天井に大きな龍と天女が描かれている。 お参りしている間、後ろからお賽銭がポンポン飛んでくる。 参拝を終えて立ち去ろうとしたとき、お賽銭が顔面に一発クリーンヒット! うずくまる。 お寺の中で運に見放されるという、救いようのない事態。 肉体的ダメージより精神的な方が大きい。 隣の浅草神社へ。三社祭はこの神社のおまつり。 境内にいくつか碑が建っているが、その中に、 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の碑があった。 両さんこと両津勘吉は、浅草生まれという設定。 境内に、あの反省猿・次郎くん(三代目)がいた。ちょうど芸が始まったところ。 すばらしい芸と、すかしのタイミングと、村崎太郎さんの話術が見事で、 ついつい最後まで見てしまった。
浅草神社は、浅草寺本尊の観音像を隅田川で拾った、 檜前(ひのくまの)浜成・竹成兄弟と、 その像を奉安した、 土師真中知(はじのまつち)(土師中知=「はじのなかとも」という説も)をまつる。 後に東照宮も合祀された。 社殿は1649年(慶安2年)、徳川家光の再建で、国の重要文化財。 震災でも空襲でも、奇跡的に被害を免れた。 浅草寺のホームページはこちら 浅草神社のホームページはこちら
ゲームコーナーに行ってみたが、プライズやレースゲーム中心で、 ゲーム路銀を稼げるものがなかったので、プレーせず。 2階の「見世物小屋」を見る(のりもの券3枚=¥300)。 人形の芸に一つ一つオチがついた、ゆるい感じのアトラクション。 入口前に、コインを弾いてゴールへ運ぶ、昔のゲームが置かれていた。 さらにもっとゆるい感じの「おとぎ話博物館? バカ物館」へ(のりもの券2枚=¥200)。 「かぐや姫の入っていた竹の節」「ジャックと豆の木の豆」 「一寸法師のお椀と箸」(なぜかお椀にリアウイングがついている) 「桃太郎のお婆さんの洗濯板と洗剤」(なぜか洗剤が酵素配合の粉石けん) 「うさぎと亀のレースのゴールテープ」などなど、貴重な品々(笑)を展示。 個人的には、こういうゆるいノリは大好き。
最後におみやげ屋「笑運閣」で、ブラ坊根付を買って、花やしきを後にした。 花やしきのホームページはこちら 午後2時40分、六区ブロードウェイに入る。 競馬新聞を手にした人々が、モニターを見つめている。ここはウィンズ浅草。 中山10レース・アクアマリンステークスの返し馬の最中だった。
通信対戦とメダルゲームがメインで、プリクラ、プライズもある。 でも通常のビデオゲームもちゃんとあった。 『テトリス』『コラムス』など、やや懐かしめのパズルゲームがあってうれしい。 新しいところでは『バーチャファイター5』や、 このサイトの右側にあるGoogleさんの広告で、たびたび名前を見かける 『脳開発研究所クルクルラボ』などもあった。 クルクルラボにも興味はあったが、 面クリアータイプのゲームかどうかもわからなかったので、 脳ブームが来る前からあった頭脳系ゲーム『もじぴったん』をプレーした。 (そういや、テクモの昔のアーケードゲームで『脳力向上委員会』というのがあったが、 今あれを再販したら、売れるんじゃないかなあと思った) 『もじぴったん』は、かんたんモードでプレーしたが、4面でクリアー失敗。 クリアーしたのが3面で、ゲーム代¥100を引いて、プラス¥200。 (ゲーム路銀 ¥10,230+¥200=¥10,430) この後『スペースインベーダー アニバーサリー』もやりたかったが、 ちょうどプレー中のお客さんがいたので、あきらめて先へ進んだ。 大衆演劇の大勝館、落語の浅草演芸ホールの前を通る。 演芸ホールに併設された東洋館は、 かつて多くの芸人を輩出した、フランス座の流れをくんでいるらしい。 現在ストリップはなく、もっぱらお笑い専門の舞台となっているらしい。 浅草演芸ホールのホームページはこちら 浅草 東洋館のホームページはこちら (※大勝館は改築のため2007年から休館中(2011年現在))
電気館内のアドアーズ浅草に入った。プライズ、プリクラ、通信対戦、地下1階にメダル。 ビデオゲームもあるが、『ガンダムSEED』ばかりだった。 ブロードウェイをさらに南下。フットサルコートで試合が行なわれている。 お腹がすいてきたので、ハンバーガー屋で昼ごはん。 時計を見たら午後3時40分。そりゃ腹も減るはずだ。 浅草ROXの5階に、「GAMEWING」というアミューズメントスペースがあるみたいなので、 行ってみた。 プライズ、メダル中心だが、1プレー¥50のビデオゲームコーナーもあり。 こないだ『ゲームセンターCX』で見たばかりの、 『ウルトラマン倶楽部 戦え!ウルトラマン兄弟』をやってみた。 ボンバーマン風のフィールドで、SD怪獣をビームで攻撃するゲーム。 12面めの「2-6」まで進んだが、そこでボスのキングジョーにやられた。 (ゲーム路銀 ¥10,430+¥500=¥10,930)
ここもプライズ、プリクラ、メダル、通信、そしてビデオゲームあり。 しかしビデオゲームは、SEED、鉄拳5、バーチャファイター5と対戦格闘が多く、 私がプレーできるのは、『中國龍』というパズルゲームだけ。 『中國龍』にも何バージョンかあるが、ここにあるのは1995年のIGS製らしい。 麻雀牌の山の中から、同じ牌を3枚集めて消すゲーム。 手元に7枚ストックできるが、7枚中3枚同じ牌がないとゲームオーバーとなる。 ビギナーモードで3面クリアーするが、1-4で終了。 (ゲーム路銀 ¥10,930+¥200=¥11,130) この後、新仲見世のタイトーインにも行ったが、1階はプライズ中心。 2階はすべてプリクラコーナーで、男性のみでの入場はできなかった。
公会堂前の、オレンジ通りのイルミネーションがきれいだった。 浅草公会堂のホームページはこちら 浅草伝法院通りのホームページはこちら 仲見世に突き当たったので、おみやげを買いつつ駅まで戻ろう。
午後5時59分、東京メトロ浅草駅に到着。いったん上野に戻って、次の目的地を目指す。 6時2分発の渋谷行きに乗った。地下は相変わらず暖かい。
左は掘割の壁で、景色はよく見えない。右は線路が何本も並行している。 山手線・京浜東北線・宇都宮線・常磐線の、5複線区間に入ったのだ。 6時19分、次の鶯谷で降りた。(ゲーム路銀 ¥11,130-¥290=¥10,840)
久しぶりに『ミスタードリラーG(グレート)』をやってみよう。 久しぶりなので、宇宙面やエジプト面ではなく、アメリカ面をやってみたが、 久しぶりなので1000mには到達せず、865mでゲームオーバー。 1プレー¥50なので、(ゲーム路銀 ¥10,840+¥350=¥11,190) また、隣のゲームUFOという店にも入ったが、メダルゲーム中心だったのでプレーせず。 7時2分、駅北口に戻ってきた。 地図を見たら、さっきのゲーセンのすぐ近くに、駅南口があったようだ。 今日はここまでにして、次回は鶯谷駅近辺の名所をいくつか回ることにしよう。 ¥11,190 今回のルート
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