ゲイムマンのダイスステーション 日本縦断ゲーセン紀行
86.空と海のあいだに
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
まず駅西口近くにあるゲームPIAへ。 1階はプリクラ、プライズ、通信・カード、大型機、地下1階にメダル。 ゲーム路銀の稼げそうなゲームがない。 今まで訪れたPIAもそうだったが、新しい店なので時代に合わせて、 こういう方向に特化しているのだろう。
クイズゲーム『すくすく犬福』に、「2」が出ていたことを初めて知った。 しかも「イージー設定」と書いてある。プレーしてみた。 最初、“映画”と“ブランド品”という、苦手ジャンルを2問続けて間違え、 どうなることかと思ったが、その後は順調で、 「4月」から「9月」まで6面クリアー。正解率は90%を超えた。 『ソニックウィングス』の一日自衛隊司令官「真尾まお」も登場。 今回もキャラデザは、六鹿文彦さんと横山浩子さん。 (ゲーム路銀 ¥12,135+¥500=¥12,635) ゲームが進んだのはいいのだが、進んだ分だけ時間もかかった。 既に時刻は12時50分。先を急ごう。
駅前ロータリーに面したゲーセン、ファンファン大森へ。 プリクラ、プライズ、大型機、通信。『三国志大戦』が多い。 丸いガムを打ち出すピンボールに、ちょっと興味をそそられたが、プレーはしなかった。 南へ移動。道に迷いかけるが、どうにか見つけたゲームプラザ大森。 ここは『麻雀格闘倶楽部6』と、ビデオゲーム中心だった。 バーチャファイター5など新しいゲームのほか、 ファイナルファイト、テトリス、アルカノイドなど、懐かしいものも多い。 『スーパーパン』をやってみた。飛び跳ねるボールをモリで割るゲーム。 固定画面の面クリアータイプなので、面数が稼ぎやすい。7面クリアー。 (ゲーム路銀 ¥12,635+¥600=¥13,235) 京急の大森海岸駅に向かって歩く。商店街を通り抜けて、左折のち右折。 途中でイトーヨーカドーに立ち寄り、 3階のソユーザウルスワールドというゲームコーナーへ行く。 プライズ中心で、あとプリクラ、メダル、キッズもの。 ミニ機関車などの乗り物があるのは、23区では珍しいかもしれない。 恐竜をモチーフにした内装で、明るい雰囲気。
まず最初の水槽は「東京湾に注ぐ川」。イワナやヤマメの泳ぐ水槽に、外の光が降り注ぐ。 続いて、今では少なくなった東京湾の干潟を再現した水槽や、 現在の品川の海に生きている魚と、潮だまりの生物を見る。 「ペンギンランド」には、顔の黒いマゼランペンギンと、イワトビペンギンがいた。 午後2時30分から、アシカショーを見る。 1頭やたらほえるアシカがいて、笑いを誘っていた。 それでいて、鼻先のボールを落とさずに転がったり、 片手だけで立ったりといった動作は、ちゃんとできるからすごい。 去年できたばかりのアザラシ館へ。 水槽の中に通路があって、泳いでいるアザラシの姿を間近で見ることができる。 多くのアザラシたちが、水槽のあちこちを行ったり来たりしている。 その動きをいろんな角度から眺められて、すごく楽しい。 マイワシの群れやクラゲやサンゴなどを見て、階段を下りる。 巨大水槽を中から見られる「トンネル水槽」。 大きな魚がずいぶん多い。大きなエイもいるし、大きな海亀までいた。 3時30分、イルカショーを見た。 水面がやや狭い分、イルカが大きく見えて、迫力がある。 ジャンプしたら観客席の屋根に届きそうなくらいだ。 このスペースで、3頭連続ジャンプができるのはすごい。 ヒトデのいるタッチプール。サンゴ礁にすむカラフルな魚たち。ウーパールーパー。 アマゾンに生息するアロワナやピラルク(これも大きい)。 珍しい魚たち……オウムガイ、ピラニア、立ち泳ぎするヘコアユ、デンキウナギ、 体が透けるグラスフィッシュ、枯れ葉のようなリーフフィッシュ。 最後は「シャークホール」。人間並みかそれ以上に大きなサメが、ゆうゆうと泳いでいた。 王者の風格すら感じさせる。 しながわ水族館のホームページはこちら 出口の先にあるレストランドルフィンで、池を眺めながら、遅い昼食をとる。 アナゴとアサリの「品川丼」。 次は、運河をひとつ挟んだ所にある、平和島へ行きたいと思う。 幸い、運河に架かっている橋には歩道があり、歩行者も渡れるようになっていた。 その橋の上に多くの人が立って、運河の方を見ていた。何かと思ったら、
平和島競艇場のホームページはこちら 私は昔、競艇の記事を書いていたことがあって、 その頃に何度か平和島競艇には、足を運んだことがある。 だから競艇も久々にやりたかったのだが、 前回の競馬でこりたので、競艇場には行かなかった。 だいいち、最終レースが今終わったところみたいで、お客さんが大勢出てきたし。
プライズのスペースが広い。さらにプリクラ、キッズ、大型機、通信麻雀、カード、 ピンボール、ビリヤード、ダーツ、エアホッケー。 いちばん奥には、これまた広いメダルゲームのスペース。 ビデオゲームもあった。対戦格闘ものが大半だが、 ドルアーガの塔、バブルボブルといった懐かしのゲームもある。 『バブルボブル』をやった。凡ミスが多かったが、それでも10面までクリアー。 (ゲーム路銀 ¥13,235+¥900=¥14,135) BIG FUN平和島のホームページはこちら 時刻は午後5時20分。第一京浜に出て北へと歩く。
児童公園やテニスコートや野球場の脇を通って、北門を目指したが、 「この先の門は午後5時に閉まります」と書かれた立て札があったので、 公園を出て少し遠回り。しかしほどなく、区民公園の北門の前に着いた。 ここからまっすぐ東に歩けば、東京モノレールの大井競馬場前駅にたどりつく。
1000系モノレールが来た。運良く座れた。 午後6時8分発車。右に競馬場のスタンドが見える。倉庫街へ入り、流通センター駅停車。 東京流通センターの最寄り駅だが、ここは通過します、ごめんなさい。 東京流通センターのホームページはこちら 左側、運河の向こうに大田市場が見えた。 昭和島駅。側線にモノレールの車両が並んでいる。 海の中へ飛び出した。左に空港が見えたと思ったら、すぐ地下へ。
整備場駅の先から、また地下に入り、天空橋駅。
あとは地下に入って、新整備場、羽田空港第1ビルを通り、
ひととおり第2ターミナルを見て回った後、第1ターミナルにも行ってみることにした。 京急の羽田空港駅の横に、連絡通路がある。 動く歩道で立ち止まると、ローラーの凸凹が足の裏に伝わる。 その上を歩く分には、ほとんど支障がないけれど。
階段を上って屋上「バーズアイ」へ出ると、 第2ターミナル側も含めた、全方向を見渡せる。 この時間だからかもしれないが、人が少なく、けっこう穴場。 屋上遊園地もあるが、さすがに閉まっていた。 マーケットプレイスに戻って晩御飯。とんかつを食べた。 羽田空港のホームページはこちら
8時42分発の急行・印旛日本医大行きが、ちょうど出て行った。 次は55分の快特・泉岳寺行きだが、次の目的地に止まらない。
車両がたまたま新1000型だったので、発車時に、 「ドレミファ……」と鳴る独特のモーター音を聞くことができた。 しばらくトンネルの中を走る。天空橋を過ぎ、なおしばらく走ると地上へ出た。 穴守稲荷駅を出るとまた地下にもぐり、大鳥居駅停車。ここで降りた。 (ゲーム路銀 ¥13,735-¥300=¥13,435) 地下ホームで新1000型を見送る。ドレミファの音がよく響く。
¥13,435 今回のルート
しながわ瓦版(品川区観光協会) 大田観光協会 東京の観光 丸ごとガイド JR東日本 東京モノレール 京浜急行電鉄 次回、「日本縦断ゲーセン紀行 87.東京南部・川崎・横浜編(3)」では、 多摩川を越えていよいよ神奈川県へ。 「日本縦断ゲーセン紀行 85.東京南部・川崎・横浜編(1)」に戻る 「ゲイムマンのダイスステーション」タイトルページに戻る |
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