「よこはま妖精アドベンチャー1986」の 使用文字

1985年、ファミコンに移植された「ポートピア連続殺人事件」や、
1986年発売の「ドラゴンクエスト」では、
限られたROM容量にゲームのデータを収めるため、
カタカナを20種類しか使っていなかったそうです。

「よこはま妖精アドベンチャー1986」ではそれに倣い、
カタカナのうち、「パピペポァィゥェォ」は使用しておりません。
そのために使いたい単語が使えず、別の言葉に置き換えるといった事態も生じております。

<例>
パンフレットリーフレット
レポーターとくはいん
パーカーフードつきトレーナー
コンパスらしんばん
マンティコアマンチコア

もともとは、パ行の5文字が全て使えないという設定にするつもりでしたが、
それだと携帯電話・Android版の発売元である
ワンナップゲームズの社名が表示できないため、
「プ」だけは使えるようにしました。

エンディングに「スぺシャルサンクス」という単語が出てきますが、
この「ぺ」には、ひらがなの「ぺ」を使っております。

そこまで容量を気にする割には、ゲーム自体がやや長めですが、
裏設定として、
「開発中にディスクシステムが登場し、ディスク向けゲームに変更したため、
容量が増えてシナリオを長くすることができたが、
開発当初の名残として、一部のカタカナを使わないままとなっている」
ということにしています。

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