ゲイムマンのダイスステーション

日本縦断ゲーセン紀行

147.行ったり来たりデンマーク
〜三河編(10)〜


スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、
「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。
 ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」からねん出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(前回までのゲーム路銀 ¥3,515




三河安城

2011年9月30日。
深夜5時までツイッターやってたせいか、起きたら10時。寝坊した。
おまけに昨日の疲れがまだ取れてない。

10時45分出発。10時49分の電車に乗り遅れ、次は11時15分。
11時ちょうどくらいに1本あると思い込んでいた。休日ダイヤならあったんだけど。
それにしてもなぜ、三河安城には快速が止まらないんだろう?

おなかすいた。もとより今日は外で朝ご飯を食べる予定だったが、
今からだと昼ご飯になる。
「気温28度」という表示が見えた。でも曇っているせいか、昨日ほど暑くない。
今日は午後から雨が降るらしい。

ようやく来た311系に乗って、まずは岡崎へ。11時27分、岡崎駅着。
今日はここからゲーセン紀行再開である。
……といっても、すぐ岡崎から安城に移動するのだが。


岡崎

11時42分発の新快速に乗る。1時間に7本も電車があるって便利。
2分ほど遅れたが、313系6両が来た。岡崎を出発。
出てすぐ大きな左カーブ。上下線の間に留置線があり、
その間を愛知環状鉄道の線路が通っている。

再び上下線が近づいたところで、矢作川を渡る。
農地が広がるがすぐ住宅地に。西岡崎通過。貨物列車とすれ違う。
再び広い農地に。ビニールハウスも点在。

また住宅地の風景となり、
11時49分、安城駅停車。
ゲーム路銀 ¥3,515-¥190=¥3,325


<〜西岡崎〜>
安城

安城駅南口。駅の3階から、
ペデストリアンデッキが広がる。

天球儀が目立つ。ここからまず、
名鉄の南安城駅に向かおう。
途中にショッピングセンターがあって、
そこにゲームコーナーがあるらしい。
ゲームを見つつ、朝ご飯を食べたい。

ペデストリアンデッキを下りて、東へ歩く。ちょっと蒸し暑い。
懐かしい感じの商店街を歩くこと12分。

ピアゴ安城店に到着した。

早速3階のフードコートへ行き、スガキヤのラーメンを食べた。
フードコートの隣にゲームコーナーがある。
乗りものにモニターがついたタイプのゲームが中心。
プライズや、キッズ向け筐体もある。
ただしほかにも、ワニワニパニック、クレイジータクシー、ポケットレーサー、
電車でGO!3、狙撃、タタコット、そして……
ハイパービシバシチャンプがあった!
プレイして4面クリア。(ゲーム路銀 ¥3,325-¥100+¥400=¥3,625

腹ごしらえしてやや体調が良くなってきた。とはいえまだちょっと眠い。


南安城

ピアゴを出て5分と経たずに、
名鉄南安城駅に到着。
現在、午後1時7分。
1時14分の普通・西尾行きに乗ろう。

武骨な高架駅だが、高校生、特に女子高生が集まって話しているのを見ると、
生活感が垣間見えて、穏やかな気持ちになる。
このあたりの区間は単線だが、南安城駅は相対式ホームで、列車交換できる。
6000系2両がやってきた。対向車の到着を待って発車。

ビルの4階くらいの高架から、だんだん高度が下がって地平に。碧海古井駅。
住宅地の中を走り、左手に大きな公園が見えてきた。堀内公園駅。
再び高架となる。

1時19分、桜井駅着。
ゲーム路銀 ¥3,625-¥220=¥3,405


〜碧海古井(へきかいふるい)〜堀内公園〜
桜井

真新しい高架駅だ。
向こうに大きなアピタがある。

ここからバスで、安城産業文化公園デンパークを目指そうと思ったが、
バスは1日6便しかなく、次は2時53分までない。
デンパークでのんびりしようと思ってたのに。
かなり考えた末、ゲーム路銀に余裕があるので、タクシーを使うことにした。

すんなりデンパークに到着したが、運賃は¥1,480。
余裕がなくなってきた。
ゲーム路銀 ¥3,405-¥1,480=¥1,925

安城産業文化公園 デンパーク。
(入園料¥600)

安城市は明治時代、先進的な農業をいち早く取り入れ、「日本デンマーク」と呼ばれた。
ここデンパークは、そうした安城の歴史にちなんだ……という教育色は薄く、

季節の植物をふんだんに配した
景色を楽しむテーマパークのようだ。

平日、しかも曇り空だったので、
お客さんの数がやや少なかったのは
仕方ないだろう。
翌日から「秋獲祭」の期間に入り、
さまざまなイベントが行なわれるらしい。
(「秋獲祭」は11月6日まで)

デンマークスタイルの風車。
オランダのものとは少し形が違うらしい。

風車の周りには、体を使って遊ぶ遊具や、
「アルプスの少女ハイジ」ショップもある(期間限定)。
池のほとりに、岐阜県本巣市根尾から種子をもらったという、
淡墨桜(うすずみざくら)の木が立っていた。
また、この池では蛍を育てているらしい。
桜の花も蛍も、今の季節では見られないけれど。

もちろん、今の季節に
きれいな花を咲かせる植物も多い。
梨園を小さな花々が彩る。
梨の木に小さな梨がなっていた。

真っ赤なサルビアが鮮やかな、
ファンタジーガーデン。

ここで遂に雨が降ってきたが、
屋根つきの休憩スペースがあったので、
ひと休み。

花壇の手入れをするスタッフさん。
この方々のおかげで、
鮮やかな花々の色が保たれているのだ。

池を埋め尽くす
ハスの葉を見ながら橋を渡り、

入口ステージの裏手にある山へ。
雑木林が残された
散歩コースになっている。

ヒガンバナが彩りを添えていた。

5人ほどのコスプレイヤーさんが撮影をしていた。
私に知識がなくて、何のコスプレかわからなかったのが残念。

安城産業文化公園 デンパークのホームページはこちら

正面の花壇に戻ってきた。続いて、
「フローラルプレイス」に向かう。
SL風の園内遊覧車「メルヘン号」が待機中。

マーケットを通って、
「花の大温室 フローラルプレイス」へ。

温室といっても、
熱帯植物が生えているだけではなく、
周囲にさまざまなお店が立ち並び、
メルヘン調の町並みを構成していた。

店先にも小さな花壇がある。

コペンハーゲンの人魚姫像もあった。

翌日(10月1日)から「オータムフラワーショー」と題し、
秋の草花のディスプレイが行なわれるらしく、
温室の中央では、その最終準備が進められているようだった。
(オータムフラワーショーは11月14日まで)

外に出たら、ひとまず雨はやんでいた。
デンパーク館に入ると、
デンパークの夏の風景を撮影した、
写真展が行なわれていた。

いったんマーケットに戻る。
マーケットと温室の外に
花壇があるのだが、
さっき見そびれていたのだ。

園内北側へ。
レンガの壁に囲まれた「秘密の花園」。

風車が並ぶ「風の丘」。

また雨が降ってきた。
食事休憩を挟もう。
「農場レストラン 花車」へ。
店の前に、ハロウィンのカボチャの
トピアリーがある。

安城和牛やソーセージが売りのレストランだが、今の時間はケーキセットのみだった。
朝ごはんが遅かったし、胃に優しそうだし、ちょうどいいか。
かぼちゃのケーキとハーブティーを注文。

外に出たら雨はやんでいた。
もう1軒のレストラン
「ホレ・フェスト」も見てみた。

ここの売りは地ビールらしいが、私はお酒が飲めないので、
コーラを買って、飲みながら移動する。
ちなみに、レストランより奥のスペースは現在、リニューアル工事中。

メルヘン号が通過していった。

安城産業文化公園 デンパークのホームページはこちら

閉園時刻の午後5時が迫る。4時35分、正面入口を出た。
さて、問題はここからだ。バスは何時に来るのだろう?
バス停の時刻表を見る。
……4時47分に南桜井駅行きが来る! 良かった!

入口にある道の駅で、花きなど地元の農作物を見る。
しかし、時間がないのですぐ停留所に戻った。
なかなかバスが来なくて不安になる。4時55分にやってきた。
座席10人分くらいの小さなバスだが、このような状況では本当に頼もしい。

客は私1人で、南桜井駅まで貸切状態だった。

5時6分、南桜井駅到着。
ゲーム路銀 ¥1,925-¥100=¥1,825
さすがにタクシーとは運賃が違う。


南桜井

2008年開業の、真新しい南桜井駅。
この駅は行き先によって改札が違う。
銀座線の稲荷町駅を
地上駅にしたような構造だ。

午後5時19分の新安城行きに乗る。3500系4両編成。
この区間の線路は複線になっている。一直線に高架へ。

5時21分、再び桜井駅で降りた。
ゲーム路銀 ¥1,825-¥160=¥1,665


桜井

駅のすぐそばにある、
アピタ安城南店へ行ってみた。

2階の「ハローズガーデン」。広いフードコートに隣接した広いスペース。
海賊船の形をしたボールプールが目を引く。
ほかに、プライズ、メダル、キッズ向け筐体。
あとプリクラ、ガンシュー、レース、音ゲー、乗り物も。

現在5時45分。さてこの先どうしよう?
ゲーセンは西尾線を北に進んだ新安城に1店、南安城の駅からやや遠い所に2店。
明日は西尾線を南へ進み、西尾市を回る予定。
ゲーム路銀がやや不安だが、西尾線の往復くらいなら何とかなるだろうと考え、
新安城まで行ってみることにした。ついでに晩ごはんも食べてこよう。

アピタを出たら日が暮れていた。しかもちょっと雨が降ってる。
そのかわり、気温が下がって、過ごしやすくなった。
6時10分、準急佐屋行きに乗る。6000系4両。さっき乗った6000系とは顔が異なる。

堀内公園、碧海古井を通過。南安城に止まり、その後JR東海道本線をオーバークロス。
北安城を通過して、

6時19分、新安城に到着した。
ゲーム路銀 ¥1,665-¥290=¥1,375


〜堀内公園〜碧海古井〜南安城〜北安城〜
新安城

まず北口へ。
駅の近くにゲーセンがあるらしいのだが、
見当たらない。
ドンキホーテは見つかったのだが。

南口へ移動。
地下通路から上がると目の前に、
「AMUSEMENT ダイアン」という
ゲーセンがあった。

狭い店内ながら、プライズ、音ゲー(jubeatなど)、パチンコ・スロット、
ガンシューティング、「麻雀格闘倶楽部」など、ひと通りそろっている。

ビデオゲームは対戦格闘と麻雀、シューティングが中心。と思ったら、
「NEOボンバーマン」があった。初めてプレイするが、3面クリアできた。
もう1回プレイ。また3面クリア。仲間が支援するというシステムが面白い。
しかし勝手に爆弾を置かれるので、むしろ邪魔になることも多い。
1プレイ¥50なので、(ゲーム路銀 ¥1,375-¥100+¥300=¥1,575

雨は上がっていた。
駅からは見えない位置だったが、
歩いてすぐの所にイトーヨーカドーがあった。

2階のプレイランドソピアへ。
プライズ、キッズ向け、乗り物、レース、プリクラ、ガンシュー、メダル。

ヨーカドーの中にカフェやフードコートはあるが、
晩ごはんを食べられる場所を求めて外へ出た。
気になるお店もあったのだが、入る勇気が今一つなく、
駅前にバスが来たので乗ってしまう。

明日の再開地点はここ新安城とし、このバスで安城駅まで戻ろう。
午後7時35分発。寝不足だったので、さすがに途中何度か寝る。
7時52分着。¥230だったが、次回は新安城からスタートなので、
このバスでの移動はゲーム路銀から引かない。


安城

安城駅には確か駅ビルがあったはず、と思って見てみたら、
本屋さんと歯医者さんしかない。
周りにいくつかお店はあるが、ここで味噌煮込みうどんを食べるんだったら、
さっき新安城で味噌カツを食べても良かったか。

結局、8時10分の岐阜行きに乗る。しかし宿泊地の三河安城では降りずに、
刈谷まで行って飲食店を探すことにした。8時21分着。


刈谷

サイゼリアを見つけたので、入ってハンバーグを食べた。
安城で食べそびれたハムの代わりに生ハムサラダも。
確かこれと同じパターンを、吉原で経験したような気がする(第119回)。

刈谷に着いたら、わずか5分の待ち時間で、普通電車に乗れるという奇跡。

現在のゲーム路銀
¥1,575

今回のルート


より大きな地図で ゲイムマンの日本縦断ゲーセン紀行(岡崎〜) を表示
安城市観光協会
愛知県観光ガイド  JR東海  名古屋鉄道  愛知環状鉄道

次回、「日本縦断ゲーセン紀行 148.三河編(11)」では、
西尾市のレトロゲーセンへ向かう。
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